マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

時々メシマズ

・・・時々ってことに、しておこう。

頭がぼーっとしていたり、あまり考えずに手抜き・・というよりやるべき手順を手抜きしたりすると、時々とんでもないものを作ることが、あります。

昨日は、冷蔵庫に色々残っていた野菜(しなびた白菜、人参、ネギ、玉ねぎなど)と、冷凍のタラを使って、野菜のあんかけでも作ろうかと思い、まずカタクリをまぶしたタラを中華鍋で揚げ焼き、までは良かった。

しかしその後、鍋を一度キレイにするのが面倒になり、魚を引き上げた鍋にそのまま野菜をどちゃっと入れたのが運の尽き。

鍋に残っていた片栗粉の残骸がキレイに焦げて、野菜が黒焦げ味になりましたwww

その後はあんかけにどんな味をつけても、もう焦げた鍋フレーバー。

冷蔵庫の食材を使い切ったため、代替もなく、皆で仲良く焦げたのをつつきました。
マヨネーズをかけたら多少は緩和されるようだ。

もう、写真はやめときます。
いや、こんな時こそ、戒めのために次回失敗した時は写真を撮っておこう。
手を抜くところを間違えるとこうなる!!

その他に、これはもう食べられない!と家族がギブアップした料理は、大昔に作った「タイ式オムレツ」。

玉ねぎやピーナツを炒めた具が入ったオムレツ、具の水分調整を間違えてぐちゃぐちゃに。
シンプルな卵料理は間違えると悲惨。

あとは具の水分が出過ぎて、皮がドロドロに溶けた餃子とか。f:id:Marichan:20170524100608j:plain

こちらは唯一無事だった昨日のおかず。カラードグリーンをオリーブオイルとにんにくで炒め、塩コショウ&レモン汁。これは間違いようがありませんでした(笑)

【BBQ】人が焼く肉はうまい

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お天気がカンカン照りだった日曜日。

お友達と集まり、イーストベイの山の中でBBQ。

ベイエリアは車で20分も走ると、こうやって自然いっぱいの州立公園がございます。

我が家は海が近い平らな場所ですが、丘のほうに住んでいる友人宅は、それこそ鹿や七面鳥や時にはコヨーテなど、それはそれは色んな野生動物がやって来たりしています。

我が家はせいぜい山鳩が朝になると来たり・・あと時々床下でガサゴソ音がすることがあります・・ネズミ・・・・?!でもこのあたりも野性のイタチみたいなのが床下に来ることはあるらしい・・・ううう。

リスは日本ではカワイイ動物の代表ですがここではカラスとあんまり変わらない気分。

毎回話が飛びますが、それだけ自然と隣り合って生活しているということで。

さて、BBQ。

こういう公園の中にはBBQグリルが置いてあり、自分たちで炭を持っていってガンガン肉を焼くことができます。

今回はお友達夫婦、そしてお友達のお友達はみな友達だ、と数家族が合同でのもちよりBBQでした。

今回は、自家製ビールや肉の燻製を作るのが趣味というカップルが参加する、ということで期待に胸を膨らませて行ったのですが、予想以上の美味しさに、思わず写真もろくに撮らずにがっつくばかり。

ビールの写真などはひとつも無いよ!

今回初めてお会いしたカップルは、料理大好き、食べるの大好きな、どうも私達と同じニオイのする(?)韓国からの留学生。奥さんがビール担当、旦那さんが料理担当。

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メイソンジャーに入ったお野菜三種類。マンゴーサルサ、醤油漬けのオクラ、キャベツが入ったサルサ(ザワークラウトではない)
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やばい肉達。

味付けが絶妙な上に、全てが柔らかい。

今回味のメモを取るためにこのエントリーを書いているようなものなのですが、

ポークのケバブは、四川の花椒と普通のレッドペッパー、ターメリック、塩コショウの組み合わせ。でもペッパーが強すぎず弱すぎずで丁度良し。

チキンはカレー粉、ココナッツミルクで一晩マリネしてあり、ものすごく柔らかし。


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我が家からは、パパが昨晩作った手作りソーセージ。

我が家にはソーセージをスタッフィングする手回しの機械があり、前日の夜、旦那がどんがらがっしゃーんと大きな音をたてながら腸詰めをしている音を聞きながら私は寝入ったのでした・・・

ここ3年ぐらい腸詰めをやってなかったパパですが、今回はチキンソーセージ。肉を挽くところからやります。かなり柔らかめな仕上がりになってました。
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そしてこれ、手作りパンチェッタ!

お肉をマリネしてから真空パックにして置いたものだそうです。食べるとほんのり、柑橘系の味がするのですが、別に何か果物を入れたというよりはジュニパーベリーをちょっと入れたそうです。

私は普段野菜と炭水化物料理専門であまりお肉料理を探求していないのですが、肉のほうが火の通し方とか、扱い方、選び方、味付けの仕方とか難しいと思う。肉もうまく焼けるようになりたいのう・・・

 

アメリカのスーパーで買うお肉は、脂肪を気にするアメリカ人により、意外と脂身が無くて逆にパサパサしすぎて美味しくないものが多かったりしますが、ベイエリアには、昔ながらのちゃんとしたブッチャリー文化を受け継ぐお店も多く(それこそ白衣にネクタイしたお肉屋さんとか)、ちゃんとした専門店に行くと、きちんと育てたとても質の良いお肉を買うことができます。

ものによっては良いお値段するところもありますが、お肉はちょびっと食べたら十分満足だし、安くてマズイ、工業的に育てた肉を食べるよりはなんぼか身体にも環境にも良いかと思います。

我が家がファンなお肉屋さんをいくつか紹介します。

普段使いのお店

Taylor's Sausage

オークランドにあるソーセージ屋さん。ソーセージ屋だけど、豚肉専門店。角煮用の肉などもここで買う。

Barrons Meats

一番地元の店。お魚もあり。ドライエージビーフも予約して買うことができます。

Berkeley Bowl

なんでもそろうバークレーのスーパー。ここのカウンターでひき肉や普段のお肉、魚も買うことが多いです。

市内に行くと、Fatted Calfとか、もっとブティック系のすごいお肉屋さんもありますが、年に1−2回特別な時じゃないと行かないかも。とりあえず、上記の3店で我が家はまわしています。

 

BBQ、風通しの良い涼しい木陰で心ゆくまでもっと食べていたかったのですが、この後子供の誕生日会2件で走り回った週末でした。

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ディルが香るにんじんサラダ

  アメリカに留学生として来た最初は、大学の寮に住んでいました。

つまりは、大学の学食のご飯を食べていたわけですが、そこで驚いたこと・・・は、サラダバーに並んでいる野菜。

人参、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草。

ラインナップは普通なんですが、何に驚いたかって、

 

全部、生

 

ということでした。

それまでは日本で食べるサラダで生野菜といえば、レタス、トマト、キュウリ・・が大体メイン。他の野菜はどっちかというと温野菜として出てきていたような。

これにびっくりしたのは、台湾からの留学生も同じだったようで、生のほうれん草をお皿に取って、醤油をかけて電子レンジでチンして食べていました。賢いな!

そういえば同じ寮に住んでいたアメリカ人の中には、アイスクリームをチンして、ドロドロに溶けたのを食べるのが好きっていう人もいたな。ほんと、世の中には色んな食べ方をする人がいるもんだ!

話が飛びましたが、生野菜をバリバリたべるこの習慣。

ブロッコリーやカリフラワーを生でやっちゃうのも、最初はうへぇ、と思いましたが、慣れると何でも平気になるもので、良くBBQやパーティーに出てくるのを、ドレッシングつけてバリバリやるのが当たり前になりました。

子供のお弁当も、サンドイッチと生野菜入れておけばいいので楽楽。

アメリカ人、特に子供は野菜を食べないといいますが、まあそれでもこうやって、野菜をバリバリ食べる子はちゃんと食べますね。まあ、素材が良いものでないと、美味しくなくて野菜嫌いを助長しそうではありますが・・・。

 

日本人でも生で食べてあまり抵抗ない野菜のひとつといえば、やっぱり人参でしょうか。人参スティックとか。

我が家では、人参を何本もおろし器ですりおろして作る人参サラダが時々食卓に登ります。

 こちら。

アメリカの人参は、日本の太いのに比べると随分ひょろっと長い(バックスバニーがかじってるやつ)。これを何本も食べたいだけ、おろし金でがしがしとおろします。

トッピングはくるみ。

そして緑のものは、ディルです。

最近日本ではパクチー流行りらしいですねぇ。

プロジェクト・エルサレムを始めたのも、我が家で結構地中海料理・中東料理の出番が多いのも、色んなハーブやスパイスの組み合わせが楽しいから、という理由があるのですが、パクチーの他にも、もっと日本の食卓に色んなフレッシュハーブが取り込まれるといいなと思っています。

その中でも結構好きなもののひとつが、ディル。

スモークサーモンとか、にしんのオイル漬けとか、北欧のお魚系の料理によく使われたりしますが、サラダに入れても芳しい。

この材料の組み合わせは、ウクライナ料理だそう。どこかで読んでから、我が家の定番になったサラダです。時々お昼にこれを食べたくなって、一人で山盛り食べることも。

味付けは、マヨネーズと黒胡椒。ちょっと味が足りないなとおもったら、お酢を足します。

そういえば義理姉がロシア料理の味の秘密は全部マヨネーズ!なんて言ってたけど、ま、まさかお隣ウクライナもか・・?!w

 

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はてなブログで復帰飯

食べ慣れない「ラーメン」を食べたら思い切りゲロって踏んだり蹴ったりだったこの2週間。

その後も胃はムカムカするしで暫く作る気も食べる気も起こりませんでした(ブログネタだけはかなり大量にストックがあるので、その間も何事も無かったように色々書いてはいたw)。

www.maricafejp.com

実はラーメンゲロった日はその他にも高速で携帯よそ見運転の車に当て逃げされたり、給油中にクレジットカード落として無くしたりと色々ありまして。

その後食べたラーメンが身体に合わなかったのか、何かに当たったのか、5回連続ゲロ。

さらにその後に生理もやってきた、ヤアヤアヤア!

車は幸いほとんど目立たないような小さな痕だけだったし、クレカは即日再発行、ラーメンはゲロったら後はスッキリで無問題!と思ったのですが・・・。

どうも自律神経とホルモンがこれでガンガンに乱れてしまったらしい(特にこのタイミングで生理が余計だったかもな!)。

お腹もスッキリしなければ、体温が35度台になったり、医者で血圧測ってもいつもより異様に低い。

頭もなんだか血が引いたようにサーッ。でも重苦しい。勝手に涙が出そうになる。

そうなると家のことができない、片付けられない、朝辛い。

そしてなにより普段気にならないようなことがスルーできず、それがさらにストレスになっての悪循環。

例えば再発行をお願いしたクレジットカードが違う家に間違って配達されちゃったりとか、図書館から借りてもいない本の督促状が来たりとか、出先でパパとはぐれた時にナイスタイミングで携帯クラッシュ、30分間立ち上がらなかったりとか、ほんとにちっちゃなことwww

その前まではガンガン元気で逆に絶好調!だったのに、あー明らかに自分の中のケミカルバランスが崩れているな〜という状況でした。もしかしたら一瞬軽い鬱だったのかもしれません。でもこういうのって予想だにしないようなことがきっかけで、誰でもなりうるんだ、ってほんとに思いました。

女の人は特に、ホルモンに振り回される人生ですからねぇ。気分が悪い時、あ、これはホルモンやな、って自分で気づいて対応するだけでも、ドツボにはまらなくてすむかもしれません。

ここ数日、ベイエリアの気温ががーっとあがってきたのも功を奏したみたいで、もうだいぶ元気です。

朝起きると、だんだんと心の面の皮(笑)の厚みが戻ってきている感じがします。まだ100%じゃないけど、台所に立つ気力も戻ってきました。

そんな復帰飯は、はてなブログのお世話になりました。

ブログで見かけてやってみよう!と思い立った簡単ゆで鶏。

www.fj-tokyo.jp

fjさんの記事で見かけた、10分火を入れるだけの簡単レシピです。noteのほうも、見てまっせ〜!

鶏肉と材料をストウブにぶち込んで、火を入れたあとは暫く放置。

ルクレーゼが欲しいといったらストウブがやってきた、義理兄からのクリスマスプレゼント。実は初めて本来の特性(保温性抜群)を活用したかも。

しかしまだ少しぼーっとしていて、もも肉でなくて胸肉を買ってしまった。胸肉の場合は脂分が少ないので、火を入れるのは5分ぐらいでも良かったかも。

ソースはありあわせで、醤油・ごま油・酢・すった黒ゴマ・ココナッツシュガー。

あとは冷蔵庫にあった野菜を適当に。

全てどちゃっと汚くテーブルに並んでいますが、まあ復帰飯、まだリハビリ中ということで。

ビーツはかぶるぐらいの水とメープルシュガーで煮て、最後にお酢をひとまわし。

レインボーキャロット(色とりどりの人参)はバターと一緒に蒸し。

ケールはオリーブオイルでさっと炒めて、ちょっとだけお醤油と、ココナッツシュガー。

どれもほぼ素材のままの料理・・?ですが、カリフォルニアの野菜はそのままで美味しいからこれで全然十分。

あとは大根と豆腐のお味噌汁。


ゆで鶏は大好評、胸肉2枚あっという間になくなりました。

次はちゃんともも肉でやってみたい。煮豚もいいね。我が家の定番になりそうな予感です。

はてなブログで購読している食べ物執着クラスタの皆さん(笑)、作ってみたいレシピが有るたびに色々ブックマークしているんですが、ブックマークで終わらずに実際に作るぞ。作ったらまたレポートします。

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