マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

【我家の定番】きんぴらごぼう

新ごぼうの季節が回ってきたようです。

ここらへんでは、アジア系でなくてもちょっとしたスーパーでごぼうを見かけることがちらほら。

台湾から来たもの、ここらへんで取れるもの(しかもオーガニック)などありますが、異様に短くてひょろっとしていて「これは・・本当に『根』ですね」という感じだったり、ふにゃふにゃだったり、うーんちょっと買いたくないな〜というものも、中にはあります。

これは扱ってるお店がいまいちごぼうのナンたるかを分かってないのかなぁ、売れ筋商品じゃないから売れ残って古いのかなぁ。大根も色んな所で手に入りますが、そういうのもしんなりぐんにゃりのところもありますねぇ。それでも必要あらば手の届くところに日本の食材があるのはありがたい状況ではあります。

最近は日系スーパーに行かずとも、基本的な和の食材は意外とアメリカのマーケットでも売っているし、和食を作るにしても、日系スーパーに行かないでも手に入るもので作るようになったので、あまりアジア系のマーケットに足を向けることも減りました。

それでも日系のスーパーに行くと、やっぱりここのが良いなと思って買ってしまうのがゴボウ。他の和で使うような野菜(大根、小松菜、カブ、春菊)は地元のお店で安く手に入ったりするのですが、なんとなくゴボウは日系スーパーで買ってしまう。

買うとだいたい3本セットになっているので、1本はゴボウ飯、1本はとん汁かけんちん汁、1本はきんぴらにして使い切るのがなんとなくお約束です。

豚の生姜焼き、ゴボウ飯、きんぴら。ゴボウ飯は、ささがきにしたゴボウを炊飯器でご飯を炊く時にどちゃっと上に乗せて、普通の水の量で炊くだけ。炊く時ちょっとお酒を入れると吉。色目も保護色になって子供も気づかず沢山食べる。

きんぴらは、ささがきにせず、人参もゴボウも全部細切りにして、大きさを揃えます。

これはDancyuの野菜レシピで読んで覚えたものだけれど、歯ごたえも残ってなかなか良し、そして何より千切りとか野菜を細く切る作業って、瞑想というか癒やしになるというか、なんだか楽しい。

我が家にみりんというものが存在せず(どうしても必要な時はメープルシロップで代用)、あまり甘くするのも苦手なため、まずはお酒を「どぼっ」ぐらいの量ふりかけて柔らかくし、砂糖(今あるのはなぜかココナッツシュガー)をしゃしゃっとかけて炒め、最後に醤油をぐるっと混ぜておしまい。ごまをぱらぱらっとやって出すと、子供もかなり食べてくれます。

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