マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

ホリデークッキー交換会・美味い簡単ショートブレッド

ホリデーシーズン真っ最中、毎日何かしらイベントがあって、脳みそが追いつかない日々を過ごしております。

それに何だか年々冬の冷え込みがきつくなっているように感じるベイエリア。歳のせい?もうここに住んで10年は経つのに、部屋の中では暖房ガンガンで薄着で過ごす東海岸根性が抜けないせい?とにかく予定を無事にこなすためにも、風邪をひかないように踏ん張らないといけません(と横でがほがほゴホゴホ言っている旦那を冷ややかな目で見ている)。

そんな年末でワチャワチャな12月、しかも平日の夜、子供の同級生の家で「クッキー・エクスチェンジ」なるイベントがありました。

クリスマスと言えば、サンタさんのためにクッキーを焼いて、ミルクと一緒に置いておくというのがお約束ですが、ホリデー用のクッキーを用意してみんなで交換しよう、というイベントです。つまりは、その日に向けてクッキーを用意しないといけません。

色々逆算して、二日前に生地を用意。焼けたクッキーは子供にデコレーションしてもらいました。

雪の結晶の型を使ったけど、何となくダビデの星風。サクサクのショートブレッドです。

日本人ママとして、KAWAIIの国、キャラ弁発症地・・じゃなくて発祥地出身者として、やっぱり持ち寄りで持って行くものの見栄えが気になってしまうお年頃。しかしここはアメリカ。あんまり細かい見た目気を使っても自分が疲れるだけなので、ここは子供の自由にしていただきます。

と言いつつ、子供が学校に行っている間に自分もちょっとやってみました・・。よくYouTubeやインスタで、すごく複雑で綺麗なクッキーデコレーションのビデオを見てしまうのだけれど、あそこまで細かく綺麗にやるのはやっぱりすごく難しい・・。

さらにデコレーションの前に、アイシングを用意するのが非常に面倒です。色だけでなく、模様を書くのか、全体に色を塗るのかでアイシングの緩さの調整もしないといけないし、模様の複雑さにもよるけれど、一度アイシングが乾くのを待って次の工程にいかないといけない場合もあります。凝ったデコレーションをしたい場合はきちんと計画を立てて時間を確保しないといけません。煮込み料理と違って、その場の思いつきじゃなかなかできない・・。

そして当日、クッキーに群がる子供達。たくさんの子供に砂糖を一気に与えると、ものすごいことになります。この(クソ)寒い夜に、タンクトップ一枚で走り回る子も・・・。耳をつんざくような子供達の声に、大人の話し声がよく聞こえないほどでした(苦笑)

ご覧の通り、焼きっぱなしのいろんなクッキーの数々。買ってきたやつも並んでました。みんなで集まるのが楽しいので、これでいいんだよね〜。

今回焼いていったのはショートブレッド。材料はバター、砂糖、バニラエッセンスと粉だけでめちゃくちゃ簡単です。そして今回初めて、スタンドミキサーを使いました。1年間旅に出ている友達が持っていたものを、その間預かるという形で貸してもらっています。

これイイ!すごくイイ!

ハンドミキサーを使う時の、電気コードがワチャワチャなったり、使った後にカウンターにバランス悪く置く気持ち悪さ、部品を取り外す面倒臭さが無い!そして何より、両手が空くのが素晴らしい。ただボウルに材料をガンガン投入するだけでいいので、ベーキングの時の手間や疲れ具合が全然違いました。これ1年後パクっちゃおう買っちゃうかも・・・。

スタンドミキサーがあるとより簡単で、かなり美味しいショートブレッドのレシピは以下の通りです。

材料(中くらいのクッキー型40個分強)

  • バター 1/2ポンド (226グラム)室温に戻しておく
  • 粉砂糖 3オンス(85グラム)
  • バニラエッセンス 大さじ半分
  • 小麦粉(オールパーパス使用)9オンス(255グラム)

作り方

  • バターを室温に戻します。これをしっかりやるのが大事。できれば4−5時間前には出しておくこと。

買い物にいったそばから室温戻し作戦開始!w

  • ミキサーにバターを投入、クリーム状(ホイップしすぎないように)になったら粉砂糖とバニラエッセンスを投入、さらに粉を投入。ミキサーは一番ゆっくりで。
  • ある程度まとまったらラップに包んで冷蔵庫に入れる。そのままだと柔らかすぎるので、扱いやすい硬さになったら5ミリの厚さに伸ばして好きな型で抜く。
  • 190度のオーブンで15〜20分焼く。


砂糖は好みで減らしても。私は甘いのがあまり好きで無いので、家用で作る時は40グラムぐらいにしてしまいます。