マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

パリで巨大マカロン

ロンドンから電車で2時間ちょっとで行けるパリ。11月の週末にさっと家族で行ってきました。日本だったら新幹線で東京から2時間ぐらいと言うと、熱海とか?本当にあまりの近さに驚いたのですが、何はともあれ、寒かった。もっといい季節の時に出直したい。

そんな中での旅のハイライトは、パリでマカロン作り!日本で手巻き寿司に挑戦ぐらいベタな感じではありますが、マカロンって作るの難しいというイメージなので、プロに教えてもらえるのはとてもありがたい。

行ってみたのはこちら。

www.minime-paris.com

場所は普通のお料理教室・・・ではなくて、アーティストの人がオープンしている不思議なスタジオ。マカロン教室の他に、自分の帽子やデニムを作ったりするファッション系のワークショップもやっています。

3階だてのスタジオなんですがいろんなジャンクっぽいものを使ったデコレーションがしてあって、面白い世界になっている。犬や猫もいますw

参加者は10名、子供向けのクラスに申し込みましたが、子供はうちともうひと家族で、あとはアメリカ人の団体さんでした。2人ひと組でチョコレートを湯煎して生クリームを入れてガナッシュを作ったり、粉砂糖をお湯にとかしてシロップを作ったり。そしてスタンドミキサーでこれでもかと高速でメレンゲを泡立て、ゆっくりゆっくりと、シロップをメレンゲに流し入れていきます。

マカロンを最初に作って売り出したのが、東京にもお店があるラデュレなんだそう。しかし昔はこの泡立ても全部手でやってたのかと思うと気が遠くなる。

作り方を教えてくれるペイストリーシェフのパブロさんは、さすがプロだけあって、メレンゲの様子などをさっと見て、ミキサーの目盛りをどこにするか指示してくれます。素人目にはよくわからない・・家でやるとなったらこううまくはいかないんじゃないかな。

途中、好きな着色料を選んでメレンゲに色をつけます。ローズピンクにしました。

泡だて終わった生地にアーモンドプードルを混ぜ入れ、今度はヘラを使ってさらに混ぜていきます。ボウルの端にヘラを入れ、端からくるっと一周させる形で生地を混ぜ、それから時計の12時から6時の方向に縦に混ぜる、と言う「マカロナージュ」という作業を延々と。これもパブロさんがボウルの様子をさっと見て、いつやめていいのか教えてくれます。

こうやって作られた生地は、ちょっとねっとりしています。製菓学校では、ちゃんとしたマカロンの生地ができているかどうかを試すのに、このボウルを頭の上で逆さまにするんですって。それで生地が頭の上に落ちてこなければ合格。

・・ということで、全員試してみました(笑)全員合格!

このマカロン生地を丸型に絞ります。大きすぎると広がって隣にくっついてしまうので注意。

生地を絞ったら、高いところから天板をテーブルにがん!!!!と何度も落として空気抜き。ものすごい音がしますw

マカロンの難しさは、生地作りの他に、焼き方にもあるそうで、湿気が多い時などは気をつけないといけないそう。この日もちょっと雨模様だったのですが、そういう時はどうするかというと、10分おきごと位にオーブンを開けて、水蒸気を逃がしてやる必要があるそうです。うーむ職人技。ということは湿気の少ないカリフォルニアの方がマカロン上手に焼けるのかしらん?

マカロンを焼いている間に、フォンダンを使ってデコレーションも作ります。ほとんど粘土細工(笑)そして焼きあがったマカロンに、ガナッシュを塗ってはさみ、シロップを糊がわりに、デコレーションを貼り付けていきました。

こちらは子供の作品。マカロン生地の大きさが多少不揃い。ちょっと見栄えの悪い生地を、裏側に使います。ガナッシュには、ラズベリーの香りをつけました。

完成したマカロンは、こんな可愛くて頑丈な化粧箱に入れて持ち帰れます。今回家族3人で参加したので、マカロンが3箱18個もできてしまいました。

こちらは私の作品。今までの写真ではサイズ感がいまいちわからないのですが、実はこんなに巨大なマカロン・・・!まさかこれを家族で全部消費するわけにもいかず、それぞれ会社に持って行って食べてもらいました。マカロン生地を大きく焼いて、フルーツやクリームを挟んだケーキにするのも良さそう。もしこれを自宅で再現できるかと言われると、ちょっと自信はありませんが・・・。

旅行すると、ただその土地をふらふらして終わりになりがちですが、こうやって何か作ったり、地元の人や他の旅行者ともワイワイおしゃべりできたり、ユニークなお土産にもなったりという経験はなかなか楽しかったです。