日本では小学5年生、アメリカではミドルスクール6年生、イギリスではセカンダリースクール7年生の子供。まあ日本ではまだランドセル背負ってる年齢なのですが、新年度が始まる月が国によって違うのと、こちらで言うところの早生まれ、なのでイギリスでは制服着て中学校に通っています。多分このままだと日本で成長するより社会に出るのも2-3年早いんだろうなぁ・・、勉強だけでなく身の回りの事もしっかりできる人になって欲しいものです。
でも中学生になって、小学校が家から近いのもあり結構起こさないとギリギリまで寝ていたような人が、自分で起きて一人で公共交通機関を使って学校に一番乗りする勢いで通学するようになったりして、それなりに成長は見られている模様。
去年はやはりパンデミックで家にいる時間も長かったのもあり、ちょくちょく台所に一緒に立つ時間もできました。
そんな子供にプレゼントした料理本がこちら。
有名シェフゴードン・ラムゼイの娘、ティリーによるティーン向けの料理本です。5人いるゴードン・ラムゼイの子供達の中でも、お父さんににて料理好きな彼女、今21歳ぐらいだと思うのですが、ティーンの頃からお父さんと一緒に料理番組を持っていたり、今では海外版の芸能人社交ダンス部的番組に出ていたり。最近ではゴシップ系の記事で体形のこととか書かれて気の毒だったりと、ある意味確実に有名人としての道を歩んでいます・・。
5年ほど前に出されたこの本は、レシピの内容は結構健康的なスムージーやバーベキュー、グリルチキンから虹色のケーキなど、子供が喜びそうなメニューが沢山。ティリーは子供向けの雑誌にも色々登場していたらしくて子供にも身近な存在らしく、意外にも子供がこれを見て随分料理のやる気を出してくれました。
今のところ子供が作ってくれて一番美味しかったのはこちらの、コーニッシュ・シーサイドパスタ。(サラダは私とパパが一品ずつ作った、家族コラボ飯!)
刻んだ玉ねぎ、ケーシングから出したソーセージ、おろしたレモンの皮と、クリームが入ったパスタです。
見た目はすごくシンプルなんだけれど、ちょっとびっくりする位美味しい。ただクリームを入れたパスタ、ってだけではなく、多分レモンの皮などが効いているんでしょうか、ちょっとお店で出てきてもおかしくないんじゃないかと思うような仕上がりになっています。使うソーセージは何でもいいんですけれど、我が家ではスーパーで売っているチキン+アップルソーセージを使うことが多い。これだと、ちょっとリンゴの甘さも入ってまた複雑な味になるのが良い感じです。
そんなこんなで子供さん、料理をするとなると、このパスタを作ってくれます。もう5回くらいリピしたかも・・・。
そろそろいい加減レパートリーをもう少し増やそうか、とも思うのですが、一度に色々なレシピに手を付けるよりは、何度も同じものを繰り返し作ったほうが自分のものにはなるかな。そして実際このパスタが随分美味しいので、親もこれをついリクエストしてしまっていますw
レシピはBBCの子供向けのページにも掲載されています
Tilly's Cornish Seaside Spaghetti - CBBC - BBC
今のところこの料理本で子供が試してみた他のレシピは、焼いたメレンゲに、レモンカードとラズベリーを挟んだもの
いきなりこんな複雑なものが作れるのかとびっくり。
あとはオーブンでローストしたヘルシーなオニオンリング
これもパン粉にハーブが混ぜてあって悪くなかったけど、揚げるのではなくオーブンで焼くので見た目が微妙、で子供的には不満足だったようです。