お天気がカンカン照りだった日曜日。
お友達と集まり、イーストベイの山の中でBBQ。
ベイエリアは車で20分も走ると、こうやって自然いっぱいの州立公園がございます。
我が家は海が近い平らな場所ですが、丘のほうに住んでいる友人宅は、それこそ鹿や七面鳥や時にはコヨーテなど、それはそれは色んな野生動物がやって来たりしています。
我が家はせいぜい山鳩が朝になると来たり・・あと時々床下でガサゴソ音がすることがあります・・ネズミ・・・・?!でもこのあたりも野性のイタチみたいなのが床下に来ることはあるらしい・・・ううう。
リスは日本ではカワイイ動物の代表ですがここではカラスとあんまり変わらない気分。
毎回話が飛びますが、それだけ自然と隣り合って生活しているということで。
さて、BBQ。
こういう公園の中にはBBQグリルが置いてあり、自分たちで炭を持っていってガンガン肉を焼くことができます。
今回はお友達夫婦、そしてお友達のお友達はみな友達だ、と数家族が合同でのもちよりBBQでした。
今回は、自家製ビールや肉の燻製を作るのが趣味というカップルが参加する、ということで期待に胸を膨らませて行ったのですが、予想以上の美味しさに、思わず写真もろくに撮らずにがっつくばかり。
ビールの写真などはひとつも無いよ!
今回初めてお会いしたカップルは、料理大好き、食べるの大好きな、どうも私達と同じニオイのする(?)韓国からの留学生。奥さんがビール担当、旦那さんが料理担当。
メイソンジャーに入ったお野菜三種類。マンゴーサルサ、醤油漬けのオクラ、キャベツが入ったサルサ(ザワークラウトではない)
やばい肉達。
味付けが絶妙な上に、全てが柔らかい。
今回味のメモを取るためにこのエントリーを書いているようなものなのですが、
ポークのケバブは、四川の花椒と普通のレッドペッパー、ターメリック、塩コショウの組み合わせ。でもペッパーが強すぎず弱すぎずで丁度良し。
チキンはカレー粉、ココナッツミルクで一晩マリネしてあり、ものすごく柔らかし。
我が家からは、パパが昨晩作った手作りソーセージ。
我が家にはソーセージをスタッフィングする手回しの機械があり、前日の夜、旦那がどんがらがっしゃーんと大きな音をたてながら腸詰めをしている音を聞きながら私は寝入ったのでした・・・
ここ3年ぐらい腸詰めをやってなかったパパですが、今回はチキンソーセージ。肉を挽くところからやります。かなり柔らかめな仕上がりになってました。
そしてこれ、手作りパンチェッタ!
お肉をマリネしてから真空パックにして置いたものだそうです。食べるとほんのり、柑橘系の味がするのですが、別に何か果物を入れたというよりはジュニパーベリーをちょっと入れたそうです。
私は普段野菜と炭水化物料理専門であまりお肉料理を探求していないのですが、肉のほうが火の通し方とか、扱い方、選び方、味付けの仕方とか難しいと思う。肉もうまく焼けるようになりたいのう・・・
アメリカのスーパーで買うお肉は、脂肪を気にするアメリカ人により、意外と脂身が無くて逆にパサパサしすぎて美味しくないものが多かったりしますが、ベイエリアには、昔ながらのちゃんとしたブッチャリー文化を受け継ぐお店も多く(それこそ白衣にネクタイしたお肉屋さんとか)、ちゃんとした専門店に行くと、きちんと育てたとても質の良いお肉を買うことができます。
ものによっては良いお値段するところもありますが、お肉はちょびっと食べたら十分満足だし、安くてマズイ、工業的に育てた肉を食べるよりはなんぼか身体にも環境にも良いかと思います。
我が家がファンなお肉屋さんをいくつか紹介します。
普段使いのお店
オークランドにあるソーセージ屋さん。ソーセージ屋だけど、豚肉専門店。角煮用の肉などもここで買う。
一番地元の店。お魚もあり。ドライエージビーフも予約して買うことができます。
なんでもそろうバークレーのスーパー。ここのカウンターでひき肉や普段のお肉、魚も買うことが多いです。
市内に行くと、Fatted Calfとか、もっとブティック系のすごいお肉屋さんもありますが、年に1−2回特別な時じゃないと行かないかも。とりあえず、上記の3店で我が家はまわしています。
BBQ、風通しの良い涼しい木陰で心ゆくまでもっと食べていたかったのですが、この後子供の誕生日会2件で走り回った週末でした。