久しぶりにアップデートの、プロジェクト・エルサレム。
料理本「エルサレム」に載っている料理をただ黙々と全品作り続けるという修行じゃなくてプロジェクトです。
初めての方は、こちらをどうぞ。
www.maricafejp.com
21品目のお料理は、「おこげ料理」です。
鍋の底に出来るおこげ、美味しいですよね〜。
中華料理でも、わざわざご飯のおこげを作って、それにあんかけをかけて食べる料理や、スープに入れる料理があります。
鍋底に残ったおこげを乾燥させて、油であげてちょっとポン菓子っぽく(?!)するような。
それに餡をかけたりスープに入れたりすると、ちょっとおこげが弾ける音がして、それもたまらんのです。
あ、でも今回はそれとはぜーんぜん違う料理でしたw
料理本の写真と並べて見たw
日本人はお米を炊くという行為を、ただ米に水を入れて茹でる、ぐらいの作業だとは思っていないように、どうも中東の人もクスクスを炊く(?)時のこだわりがあるのかな、とこの料理本のクスクス調理法を読んでいると思います(そういえばクスクスは茹でるのか?炊くのか?なんて言うんだろう)。
特に蒸らしのところ。ちゃんとキッチンタオルなどを上に置いて、蓋を置いて絶対取るな、的な。
そして出来上がったらフォークで空気を入れるようにして混ぜるとふわふわ食感のクスクスが出来上がります。
この料理は、料理本の共著者であるサミ・タミーミさんのパレスチナ人のお母さんのクスクス料理に、おこげを追加したものだそう。
イランのTadikという料理を参考にした、とありますが、ほうほう、イランにもかなりおこげを強調したご飯料理があるみたいです。
画像検索してみると、これは一瞬プリンですか?と思うような料理が出てきますよ。
このクスクスは、トマトと玉ねぎで味付けしてあり、ちょっと甘みもあって優しい味です。
クスクスって、ただ炊いて、その上に何かかけるタジン的なものばかり食べてましたが、こういう食べ方もあるね〜。