マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

アメリカの子供がもらうハロウィンのお菓子一挙公開。

日本でも渋谷がフィーバーするらしいハロウィン。こちらもがっつり家族で楽しみます。

今年の我が家のテーマはスターウォーズ。左のピンクパンサーは旦那が職場で彫ってきたものですが(笑)、ストームトゥルーパー、反乱軍のマーク、BB8でございます。

スターウォーズにどハマりしている娘、今年はレイになりました。衣装はテーブルクロスをリメイク。武器はプラスチックのパイプにパーツをつけて、スプレーペイントで黒くしました。全部手作り、安くついたぞ!

今年のハロウィンは平日だったので「それほど」激しいトリックオアトリートにはなりませんでしたが、それでも150個用意したキャンディが1時間でなくなりました。子供達も同じぐらいの量のキャンディをもらってきました。

それを床にぶちまけ、見せ合い、分類し、交換します。

ではアメリカの子供達は一体どんなお菓子をもらってくるのか、お見せいたします!

飴ちゃん系

一番いらんやつや!砂糖のカタマリ、中にはガムが入っているものもあります。ブルーベリー味は真っ青〜。ガムも少しありました。絶対子供は口にしませんが(甘いものそれほど好きじゃない)何か化学実験に使えるかも・・・。

日本でもおなじみ系

ソフトキャンディーに砂糖のコーティングがしてある、スキットルズ。学生時代、駅のキオスクで買って食べてました。オレンジのパッケージのは、ハロウィン限定?大鍋スキットルズと称して、フレーバーの名前をオカルト風にしてあります。久しぶりに一粒食べてみたら、甘さに頭がキーン!

日本人には気持ち悪い系

よくアメリカの学生だった頃は、日本へのお土産に買っていたTwizzlers。リコリス(甘草)味の硬いグミのようなキャンディーですが、味はひたすらオエー。なんというか、ゴムのような、なんとも言えない味でございます。リコリス自体は喉に爽やかハーブキャンディなどで使うハーブ。言うたら漢方っぽい風味でもあるのかな。もう何年も口にしてませんが、スキットルズ一粒ですでに皮膚がムズムズしてきたので、試食は断念。

グミキャンディ

メーカーによって甘さも色々、でもまぁ、フルーツなんてこれっぽっちも入ってなさそうな感じです。Mott'sはりんごジュースやアップルソースなどを作っているメーカー。Hariboはドイツのメーカー。日本でもソニプラでよく買ったな。Swedish Fishは文字どおりスウェーデンから1950年代頃に入ってきたそうです。

歯につく系と歯が割れる系

アメリカでもハイチュウはずいぶん市場に浸透した感じです。アジア系のお宅に行ったわけでもないのに普通にありました。この他にもハイチュウに似た食感のソフトキャンディは色々。Starburstがハイチュウに一番似てる感じです。そしてキャラメルとチョコが混ざったようなTootsie Rollは1900年代からあるアメリカのお菓子。どれも歯に付く。詰め物取れる系です。

一方左下のGobstopperは何層にも砂糖がコーティングされたハードキャンディ。これはもともとイギリスから来たものらしい。Jawbreakerとも言われますが顎が割れる!って感じに硬い。Gobstopperのgobはイギリスやアイルランドの古いスラングで口、を意味するそう。いずれにしても、歯に注意なお菓子です。

酸っぱい系

甘いだけじゃなくて、ちょっとすっぱめのお菓子もあります。酸っぱい謎の粉がかかっているグミ、そしてSweetTartsと言う名前のお菓子は、ソフトキャンディやラムネなどいろんな形態で。私が唯一なんとなく食べてしまうのは、このラムネっぽいやつ。ソフトキャンディのは袋から出して端っこをかじってみましたがプラスチック風味でウエェ〜、アウト!

子供が他の子と交換してもらっていたのが、このNerds. ちょっと甘酸っぱい、小さい砂糖の粒みたいなのをガリガリ食べる感じです。BottleCapsというのもラムネ風のもの。

唯一の塩系

ハロウィンに配る用に、この時期お菓子の小袋が売り出されるのですが、そういえばあまりポテチとか、塩系のものは見かけませんねぇ。これは唯一の塩系だった、プレッツェル。

チョコ系

こちらもおなじみ、M&M。ミルクチョコ、ピーナツ入り、キャラメル入りの3種類。ミニサイズじゃなくて、フルサイズくれた太っ腹な家もあったよ!

それぞれ1個づつですが、とってもクラシックな、コインチョコ、そしてハーシーのキスチョコをくれたお宅も。

チョコキャンディバー色々

やはり真打ちというかトリは、いろんなチョコレートキャンディーバー。日本でもおなじみのキットカット、スニッカーズ、クランチバーの他にも、ピーナツバターが入ったもの、ビスケット入りなど色々。子供の頃「お腹が空いたらスニッカーズ」ってコマーシャルがあり、なぜご飯ではなくこれを食べるのか謎でしたが、やっぱり食べたら血糖値ばかりグイーンと上がりそうだ・・・(笑)

どれも似たような感じで少しずつ違う。ちょっと切ってみました。ビスケット入り、キャラメルとピーナッツ、チョコレートのヌガー入り、ライスポップ入り、ピーナツバター入りなどなど。個人的には薄めで、ライスポップが入っているクランチバーとキットカット以外はあんまり食べたくないですが、強いて言えば3 Musketeersがお気に入り。ちょっとふわっとしたチョコレートのヌガーが入っています。どうも歯につくお菓子よりサクサク系のものが自分的には好み。

こういったお菓子を100個以上もらってきた子供。あまり甘いものが好きでなく、去年までは、トリックオアトリートして家に帰ってきた瞬間にお菓子のことを忘れ去った位でした。

今年はちょっとチョコレートを食べ始め(それもダークチョコw)、M&Mはちょびちょびつまんでいます。

でも甘いもの好きなご家庭は色々バトルが大変そう。どっかに隠しておいたら非常食にはなるだろうか。

集めたお菓子は、歯医者さんに持っていくとお金に換えてくれて、集まったお菓子は海外に駐留しているアメリカ軍兵士に送られたりもしています。

まあ年に1回のことだからあんまりヤイヤイいうのもつまんないですけど、それにしてもフラクトース祭りだなぁ。もう少し甘さ控えめ体に良さそうなお菓子を、とも思うけど、大概そういうのは高い、それを大量に押し寄せる子供に何百個も用意するのは大変だし、知らない人からもらうお菓子なので、逆に手作りはNG.

おうちによっては、お菓子ではなくて折ったら光る蛍光棒とかのおもちゃをくれたところもあり。来年は我が家もそういうのにしようかなぁ。



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