ロンドンのデリカフェ、オトレンギを展開するヨータム・オトレンギさん、サミ・タミーミさん。エルサレム出身のユダヤ人、パレスチナ人シェフの二人による料理本「エルサレム」を全部作ろうプロジェクト、28品目はこれ!
嫁にも食わせ秋茄子!
そして今ちょうどお店にも出回ってきたざくろも登場するお料理。
子供の頃はそのエグい味とグニグニした食感が大嫌いだった茄子。しかし大人になってからは大好きな野菜の一つになりました。アメリカの茄子はデカイ、いわゆる米茄子というやつです。
この米茄子を、オーブンで黒こげ全焼になるくらいしつこく焼き、皮を剥く。
焼いてとろっとろになった茄子、日本だったら鰹節とだし醤油をさっとかけても乙なものですが、ここではオリーブオイルにレモン、にんにくパセリ、そしてざくろの実もあえてさっぱりといただきます。
ローストした茄子をガーッとバーミキサーで攪拌して、オリーブオイル、レモン、塩で味を整えて、簡単ババ・ガヌーシュ(茄子のディップ)を作ることもありますが、これはそのオシャレ版と言ったところ。
茄子をオーブンで焼く前には、フォークで穴をぶすぶす刺しておくことをオススメします。それを怠って、オーブンの中で茄子が「ボムッ!」と爆発したこと数回。かなりの衝撃です。

- 作者: Yotam Ottolenghi,Sami Tamimi
- 出版社/メーカー: Ten Speed Press
- 発売日: 2012/10/16
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