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マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

【プロジェクト・エルサレム】10品目:想像がつかない、ウィートベリー、スイスチャードと柘榴モラセス

プロジェクト・エルサレム

料理本「エルサレム」全品制覇を目指すプロジェクト、もう10品目!

Jerusalem

Jerusalem

 

 今回のレシピは、名前だけ聞いていたら全く想像できない感じのお料理です。

ウィートベリー

なんだかフルーツかと思ってしまう名前ですが、れっきとした穀物です。

っつーか小麦です。

「全粒小麦粉」とでも訳されるんだろうか。

 こんな感じで、小麦を粉にする前の、玄米的な状態なもの(リンクは参考までに。これで注文すると10キロぐらいのが届いちゃうし、値段設定もなんだかおかしいw)。

アメリカでは意外と普通のスーパーでも売っていて、私は量り売りセクションで買いました。

 

スイスチャード

日本語では「不断草(フダンソウ)」って言うんですって!

ビーツの葉を改良したものらしい。

地中海で良く使われるのに、なぜ名前に「スイス」がついたかは謎だそうです。

これも普通のスーパーで良く買って、オリーブオイルで炒めたりしています。

 

柘榴モラセス

エルサレムの料理本のレシピを作るにあたって、色々特別な調味料を買い揃えないといけないだろうかと思ったのですが、

スパイスは今まで家に買い溜めていたものが沢山あったので特に追加購入は無し。

 

www.maricafejp.com

 私ご自慢のスパイスの引き出しはこちらをどうぞ・・

 

結局新たに買ったのは「デーツのシロップ」、「オレンジの花の水」と、この「柘榴モラセス(Pomegranate Molasses)」でした。

 中東食品店、あと輸入食品セクションがあるような大きめのスーパーでも普通に売っていました。

どれも甘み調味料だな・・。

ざくろを煮詰めてあるので、酸っぱ甘い。そして黒っぽくてドローっとしていて、やっぱりミキプルーン

 

この日本ではあんまり簡単に手に入らなそうな3つの材料をあわせて作るレシピ。

以前、海外の料理本は写真があまり載っていないものもある話をちょびっと書きました。

写真が載っているレシピでも、完成した写真1枚のみで、丁寧に手順まで全部写真で・・っていうのは少ないかも。

このレシピはなんと「作り途中の写真1枚しか載っていなかった」ため、レシピを読んでいた時と出来た時のイメージの落差にちょっとずっこけましたw

 

本に載っていた写真、スイスチャードの緑がキレイ。

実際の姿。なんか茶色いよ・・

 

なんかインスタにあげてる自撮り写真と現実の本人の見かけの落差ぐらいの違い。

というか材料を混ぜる前の写真を載せてたのね。

 

さて肝心のお味ですが、

甘じょっぱい

 

日本にも砂糖醤油的甘じょっぱさはありますが、これはフルーツを煮詰めた甘さなので、またちょっと違う。

それを、玄米のリゾットのような感じの食感のウィートベリーと頂くのは、やはりお米と醤油の国の味覚では、うむむ・・まずくはないが、食べつけない味だな・・という感じでした。

う〜む、これはリピ無しだな・・・ww

 

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瓜なのに麺。スパゲッティ・スクワッシュ

アメリカ料理

アメリカにはなんだかもう色々謎なかぼちゃや瓜が沢山売っています。

「今回ご紹介するのは、こちら」(お昼のテレビショッピングの声でどうぞ)

「なんだかメロンに見えるこちらの野菜、なんと瓜なんですね〜。

その名も、「スパゲッティスクワッシュ」!」

『えー、瓜なのに、スパゲッティ?』

「そうなんです!こちらの瓜、茹でたりオーブンで焼いたりしますと、

ほーら、この通り!」

『わー、麺みたい!』

「そうなんです、瓜一個をほぐすと、こんな感じに!」

『わー面白いですね。でも、お高いんでしょう?』

「これ一個でたったの2ドル49セント!スタバのトールラテより安いですよ!」

『わーそれはお得ですね!でもどうやって食べればいいんでしょう?』

「名前の通り、スパゲッティの代わりにするのはどうでしょう。

今日はアメリカらしく、スパゲッティ・ミートボールにしてみました。」

『あらー、これなら医者に色々数値を指摘されてへこんで糖質制限だなんだって言っているお父さんも安心ですね。

でもこれ、スパゲッティじゃなくて、スパゲッティ・スクワッシュ・ミートボールでしょう?』

「わっ、こりゃ一本取られたな!」

・・・スパゲッティ・スクワッシュは、お近くのTrader Joe'sをはじめ、スーパー各店でお買い求めいただけます。

 ***

日本でも金糸瓜、糸かぼちゃ、そうめんかぼちゃという名前で売られているようですね。

日本へ行くフライトで見た映画版「深夜食堂」で、田部井未華子ちゃんが演じるキャラクターがこれを使って酢の物を作っているシーンがあって、へ〜!と驚きました。

新潟の郷土料理なんだそう。

世界の色んな食べ物も気になりますが、日本各地の料理も知らないものが多すぎて気になる〜!!

いつか日本中を旅して、日本の郷土料理も覚えてみたいなぁ・・・。

 

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【プロジェクト・エルサレム】9品目:レモン風味のリーキ・ミートボール

プロジェクト・エルサレム

料理本「エルサレム」の料理を全部作るぞプロジェクト。第9弾目。どんどん行きますよ。初めての方は、こちらもどうぞ。

www.maricafejp.com

 料理本を買うときって、やはりそのビジュアルに惹かれて買うことが多いですよね。

その点日本の料理本はキレイな写真が沢山載っていてとても優秀!

アメリカの料理本は、ほとんど字ばっかりというものも多いのです。

料理本「エルサレム」はその点、お料理だけでなく、エルサレムの町並みや人々の写真も含めてビジュアルはバッチリ。

それでも数点、料理の写真が載っていないものもありました。

それがコレ。

料理名「ミートボール」ですがどっちかというとハンバーグ的。上に乗っているのはグリークヨーグルト。

こちらでハンバーグというと、ビーフ100%、つなぎなし、結構赤身がどしっとして詰まっていますが、

この料理はリーキ(ポワロねぎ)というぶっとい西洋ネギ、そしてパン粉がたっぷり入っていて、フワッフワです。

それを、レモン汁がたっぷり入ったチキンストックで煮込みます。

言うたら、中東の煮込みハンバーグ。

作るまでどんなビジュアルになるのか想像つきませんでしたが、こんな感じになりました。

さっぱりして、いい感じ。これは子供も喜びました。

ふだんの煮込みハンバーグに飽きたら、適当にレモンとチキンスープで煮込んでみて!

 

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ついかっとなってケーキを激しくデコってみた

デザート・スイーツ

f:id:Marichan:20170211104021p:plain

甘いものを食べない一家のくせに、甘いものは作りたくて仕方ない。

やはりその理由は、スイーツのビジュアルにあり。

特に最近はインスタグラムなんかで、もうそりゃ素敵で可愛いケーキやらクッキーやらの写真が、見てるだけで血糖値があがるほど出てきます。

そして何より見入ってしまうのが、ケーキやクッキーデコレーションのビデオ。

甘いもの食べない娘と2人で、毎晩毎晩じーっと見入っています。

ちなみに、娘のお気に入りは「Man About Cake」というビデオ。

クラフト系のウェブサイトが提供しているYouTubeの番組で、このしゅっとしたお兄ちゃんが毎回ものすごく凝ったケーキの作り方を、いとも簡単そうに、簡潔に教えてくれます。

 



こんなんばっかりずーっと見てたら、なんだか自分もできるような気がしてきて危険。

・・ということで、去年のクリスマスプレゼントに、旦那から「好きな料理教室にいってもいい権」をいただいたのをいいことに、先日、ケーキデコレーションのクラスに参加してしまいました。

・・食べないのに!

上のビデオにあるような派手派手な色のケーキは、バタークリームやフォンダン、砂糖やガムペーストを使った細工などが使われますが、最近これとは別に流行ってるのが、

バタークリームでリアルなお花を絞って飾るケーキ!

インスタグラムを見ていると、韓国のパティシエの皆さんがこの流れを作っている感じで、「コリアン・バタークリームフラワー」という名前で紹介されていたりもします。

もう見ていたらすごい可愛くてキレイなケーキが一杯。

ギャ~キレイ!めっちゃ可愛すぎる!!!

 

 

Last order for 2016. The sweet bride asked for shades of peach with succulents. :) Hope you enjoyed them! #misobakes

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クラスは、サンマテオにあるBaking Artsという、ベーキング専門の器材・食材屋さんにて。

ベーキングに関する器材や材料をどーんと売っている他、奥のキッチンでパンやケーキの色々なクラスをやっています。

ここで朝10時半から4時までがっつりのクラスに参加しました。

参加者は12人ほど。趣味が高じて自宅でケーキスタジオをやっている人や、料理学校のディレクターなど、生徒さんは色々。

そんな中私は全くの素人だったのですが、

ケーキをまっすぐに切る

バタークリームをケーキにはさむ

バタークリームでまず第一層をコートする(クラムコート)

さらにバタークリームでコーティング

という一連の流れも覚え、

さらに、バタークリームに色をつけて、お花の形に絞っていく方法を教えてもらいました。

YouTubeにもいっぱいビデオが出てますが、こんな感じで「ネイル」と呼ばれる器具の上にクリームを絞っていきます。

バタークリームが溶けるとアレなので、ちょっと寒いキッチンで無心にクリームを絞り続ける・・・

うう・・なかなかキレイな形にはなりません。キー!

でも先生曰く「ギャ~キタナイ!と思っても、ケーキの上に乗せると急にキレイに見える」とのことだったので、それを信じて・・

乗せてみた。緑色の葉っぱも絞り出して。

そしたら・・・

 わーホントだ!!

持ち帰ったのが夜なので、照明がちょっと残念ですが・・

なんかいい感じじゃん!!!!

ケーキは、すでに作ってあったのを提供してもらったのですが、スポンジが日本のふわふわしたものと比べてかなりしっかりしています。

だからこそこういうデコレーションにも耐えうるのかも・・・。

この間作った「ホットミルクケーキ」もそんな感じでした。

www.maricafejp.com

 だからといって、どしっと重たすぎるというわけでもありません。絶妙。

 

ひとつ驚いたのは、バタークリームって実際に使う1ヶ月前から作って置いて置けるんですって。スポンジも冷凍しておいたら随分持つようだし、実はケーキって保存食なんだ・・。

家族で2回食べ、友達をよんでお茶会をし、近所の人にもおすそ分けして、ようやく全部なくなりました。

バタークリーム、今回のケーキにはお花として上に随分な量が乗っていたため、食べているとうっぷ・・ごっつぁんです、という感じになってはしまいましたが、

少なくとも、昔、上に仁丹が乗っていたような、日本のバタークリーム(当時はマーガリンとか使ってたらしい)のようなまずさではない。

うまく軽いバタークリームが作れるようになったら、実はこれ生クリームよりいいかも、という気もしてきました。

乳糖不耐症だと、実は生クリームのほうが重くてお腹にきてうえぇぇとなるんです。

それに生クリームより日持ちするのも、悪くないかも・・・。

ケーキまるまるデコレーションすると、食べてもらうのが大変だけど、次回はカップケーキで練習してみよう!

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ビーフストロガノフ風、の何か

ロシア料理

雨が降って寒い日の夕食、何か暖かいものを。

カレー、ビーフシチュー、ポトフ・・・。
カレーはこの間作ったばかりだし、シチューもポトフも何時間も煮込むのが面倒くさい(日によってはカッとなってやるけれど)。

そうだ、ストロガノフにしよう。

とりあえず、薄切りにした玉ねぎとマッシュルームをバターで炒め、

短冊状に切った牛肉も鍋に投入。

薄切り肉はアジア系のスーパーでしか手に入りませんが、最近は地元のスーパーでも、メキシコ料理用に多少は薄いのが売られるようになってきました。青椒肉絲のような炒め物や、こういった料理にはちょうど良い厚さ。

さてこれからどうしよう。

とりあえず、煮込んだ時にとろみがでるようにコーンスターチを具に和えます。

パプリカもあったからこれも入れて炒めてみる。
いい香り〜。

炒めた具に水を足してグツグツ煮込む。
ここで味のベースになるブイヨン投入。

ストロガノフってトマト風味だったっけ。
トマトペースト投入。

これだと何となくトマト煮込み。
銀河鉄道の夜でジョバンニが「姉さんがトマトで何か作った」のをパンと一緒にむしゃむしゃ食べるシーンがあったなあ・・。
こんなんかな。


今回味付けに参加して下さった皆さん


赤ワインも入れる。
本当のストロガノフはブランデーを入れるらしい。

ちょっと塩気が足りない感じなので、シーズニングソースも入れる。

グツグツ煮ること10分ぐらい。
すじ肉が入ってるわけではないので、そこまで煮込まなくても良いだろうか。

これだけでもまあ食べられるけれど、何となく味がぼんやりしている。

ここで味をまとめる強い見方、何だと思います?

ドーン!

ウスターソースがあればそっちなんですが、今回はこれ。
アメリカにもあるダイソーで、1ドルちょっとで買えるシロモノです。

以前、美味しいミートソース(ラグー)のレシピを色々試したことがあったのですが、なかなかコレという味に出会えず。

レバーを入れたりするイタリアの本格的なレシピも試したのですが、何となく納得行かない。

なんだか物足りない「ふつう」過ぎる味になっちゃうんです。

そんな時に味を引き締め取りまとめるアイテムになったのが「ウスターソース」。

実はこれを知ったのはビストロスマップのパスタのレシピ。

何ですかね・・さんざん色々試したのに、結局行き着く所はウスターソースなんかい!と少しガックリしましたが、
日本人にはやっぱりこういう味がほっとするのかな・・と思わせる味になります。

ビーフストロガノフというか、ビーフストロガノフ風の何かも、ソースを入れたらうまいことまとまりました(便宜上ロシア料理のタグをつけたけれど)。でも出来上がったこれ、ビーフシチューとどこが違うんだろう・・・w 具?

本場ロシアでは、ストロガノフはポテトと一緒に食べたりするんだそうです。

そしてこの料理、ロシア革命で逃げてきた白系ロシア人によって、中国経由で日本やアメリカに広まったらしい。

ご飯と一緒に食べるようになったのも、中国を経由した時から。

一方アメリカでは、エッグヌードルと呼ばれる幅広麺と一緒に食べることが多いです。

今日はスーパーで見つけたイタリアの fusilli col buco というくるくるパスタを使ってみました。

世界中のあっちゃこっちゃから来た調味料で、ロシアからやって来た食べ物もどきをアメリカで作る日本人。

ああグローバル化万歳。

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【世界の朝ごはん・イスラエル】二日酔いの朝のシャクシューカ

レシピ 中東料理 世界の朝食

もう何年も前のことになってしまいましたが、友達の結婚式に呼ばれて行ったイスラエル。危ないだなんだと色々言われていた割には、ずいぶん楽しい思いをして帰ってきました。

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 訪ねた先は、テルアビブ、エルサレム、そしてちょっと足をのばして死海に行ったり、マサダという古代の都市を訪ねたり。

結婚式そのものは、テルアビブから車で行ったところにある、ケザリアというリゾート地でありました。

しかし何より思い出深いのは、結婚式前日、新郎と友人達でビーチパーティーに繰り出して飲みまくったこと。

かろうじて私達夫婦は大丈夫だったものの・・結婚式当日の朝、

新郎の姉はトイレに吐き、

新郎の友人はホテルの窓から顔を出して隣のビルの壁に吐き、

新郎は別の友人と話していたら前触れもなくいきなりその友人にゲロシャワーを浴びせた・・

とみんなゲロまみれになりましたww

午後、結婚式に行く道すがらも、運転手のおっちゃんがかける中東ポップに合わせて車の中でみんなで踊りまくり、

 

DSC02859

結婚式でも、新郎新婦はダンスフロアを離れてはいけないという決まりがあるとかで、夜中まで飲んで踊って、楽しかったなぁ・・・

そんな感じで十分結婚式を満喫した翌朝、世界中から集まった新郎の友人数名と、二日酔いでぼわっとなった頭で、テルアビブのビーチ近くにあるカフェに集合して食べた朝ごはんが、こちら。

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シャクシュー

 

 

トマトベースのスパイシーなスープに、ポーチドエッグが乗っているというもの。

これが飲んだ翌朝のお腹に結構いい感じに効く!

もともとはチュニジアなど北アフリカが起源のお料理なんだとか。

ラタテュイユもこの料理の親戚だという説もあります。

このシャクシューカを食べると、あのテルアビブでの二日酔いの朝を懐かしく思い出します。

飲みすぎた週末の朝なんかにどうぞ。

材料(2~4人分)

  • オリーブオイル
  • ハリサ(唐辛子ペースト):大さじ2
  • 玉ねぎ:1コ(みじん切り)
  • ニンニク:4かけ(みじん切り)
  • クミン(粉):小さじ1
  • トマト(水煮缶も可、水切りしない):800グラム(みじん切り)
  • 卵:4コ
  • パセリ(飾り用)
  • 塩胡椒

 ハリサはトウガラシのペーストで、アラブ料理などでよく使います。無ければ練唐辛子などで代用できるかな?またはハラペーニョなどを切って入れても可。辛いのが嫌な場合はすっ飛ばしても可。

ハリサ 唐辛子ペースト 70g

ハリサ 唐辛子ペースト 70g

 

 作り方

  1. 鍋にオリーブオイルをしき、ハリサ大さじ2、トマトペースト大さじ2、細かく切った玉ねぎ1個分、みじん切りのニンニク4かけ、クミンの粉小さじ1、塩をひとつまみを入れ、中火で炒める。
  2. 玉ねぎが柔らかくなったら、トマト800グラムを投入。水煮缶を使う場合は、弱めの中火でコトコト、ソースっぽくなるまで10分ほど煮る。味を見て足りないようだったら塩コショウする。
  3. トマトソースの中に卵4つを割り入れる。混ぜないように!白身が固まるまで、10分ほどことこと煮る。黄身はとろっと、白身はちょっと固まった感じになったら出来上がり。
  4. お好みでパセリをかける。

 参考資料:

Saveur: The New Comfort Food: Home Cooking from Around the World

Saveur: The New Comfort Food: Home Cooking from Around the World

 

 

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カリフォルニアで、宮崎の、冷や汁。

アメリカで日本食

ここ数年、干ばつ続きだったカリフォルニア。
このあたりは通常冬が雨季で、地域のダムを潤します。
しかしここ3年ほど、冬になっても雨がほとんど降らず、ダムも湖も干上がる状態が続いていました。

去年9月に行った時のレイク・タホ。
湖の底も干上がってむき出しです。

節水が呼びかけられ、家の前の芝生には水をまかないように奨励され、我が家のフロントヤードも何となく茶色っぽくなりました。

Brown is the new green」なんて言ったり、あまり水を必要としないような植物を植えるおうちも増えてきたような。

しかし今年の冬になって、今まで経験したことの無いような集中豪雨!

我が家の近所のビーチも水分をたっぷり含んで、緑が一面に広がる事態に。ナンジャコリャァ!

おかげでダムも湖も満杯になり、タホは雪がものすごく降ってスキー客は喜びましたが、
道路はあっという間に分断され、交通機関もハイウェイもぐちゃぐちゃ、床上床下浸水の被害が続出。
なんだかすごいことになりました。

こういうものすごい雨のことを、こちらでは「パイナップル・エクスプレス」と言ったりします。

そして穏やかな天気に甘やかされた毛穴には、冬の雨の寒さは骨に染みる・・・。


と思えばいきなり暑くなるのもベイエリア。
ここは冷凍庫の中か、と思うような寒さにふるえていたのに、先週はいきなり25度ぐらいまで暑くなり、半袖短パンで過ごしたくなるような日照りでした。

案の定、霧深いサンフランシスコで生まれた娘は暑さに耐えきれず、学校からの帰り道にも地団駄踏んで泣いていたw。

そんな日の夜は、たまたま冷凍庫に一枚だけ残っていたアジの開きと、キュウリ・豆腐を使って冷汁ごはん。

この料理を初めて知ったのは、なんとビストロスマップ。
学生時代実家から送られてくる日本のビデオの中で、今井美樹さんがゲストの時に地元の料理として出てきました。

その後、日本に出張で行った時、渋谷の焼き鳥屋鳥金で初めて本物をいただきました。
あ、氷入ってるな!
まだあるのかなああのお店。

DSC08950

焼いたアジの身をほぐし、味噌大さじ3に混ぜて包丁でひたすら叩きます。
これをだし汁3カップぐらいが入ったボウルに入れて、溶く。
さらに薄切りにしたキュウリ、水切りした豆腐、ゴマや大量のネギを入れてキンキンに冷やします。


これをご飯の上にだーっとかけて頂きます。
子供ががっついた!
これはリピします!

アメリカだとアジの開きを入手するのが難しい場合もあるけど、これはもしかしたらツナ缶で代用できるかも。
うわ、私天才じゃん!!

と思ったら、クックパッドにそういうレシピが一杯出てました。
・・・みんな考えることは同じだった。

料理って、やはり何かから派生したものだったり、世の中でみんな同じこと考えていて類似品があったりするもんだったりする。
そう考えると、全くの独創的オリジナルレシピを考える人って、やっぱりすごいな!

冷汁をかっこみながらそんなことを考えていたら、今週はまた土砂降りだったり急に晴れたり。風邪ひきそう。