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マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

花粉症が消えた?爽やかな春

春。

毎年春は忌まわしい季節。

小学生の頃から花粉症に悩まされて来ました。

もちろんスギ花粉。

当時はまだ花粉症がそれほど世間に認知されておらず(私の周りでも花粉症の人なんて一人もいなかった)、特に小中学校時代、鼻をかみまくる私を理解してくれる人はおらず、随分笑いものにされたものです ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!

それが近年になって、世の中みんな花粉症ぐらいの勢いで一般にスギ花粉症が広がっているのはとっても不思議。

今頃、ちり紙抱えて鼻を真っ赤にさせている私を馬鹿にしたり笑ったりしたやつほど苦しんでると良いと思います!\(^o^)/

さてさてアメリカに移ってからはどうかというと、ニューヨークの山奥村に住んでいた2年間は不思議と全く平気だった。

空気が良かったのか?!

ワシントンDCに引っ越してから再度発症、ただし毎年春に、きっちり1週間だけ。

サンフランシスコに引っ越して最初の数年は大丈夫だったけど、やはり3年目ぐらいに発症。

しかも春というより2月3月頃から。

イーストベイに引っ越してからそれが少し酷くなり、晴れ渡った風の強い、いかにも花粉飛んでますという日、そしてなぜかしとしと雨の日にくしゃみが止まらないようになってしまいました(古い家が多い街なので、おそらくカビ)。

で、今年。

今年は雨季が随分長かったのですが、最近になってだいぶ晴れて暖かい日も増えてきました。

それと同時に飛び始める花粉・・・(車の表面、真っ黄色!)。
結構風の強い日も多く、家族も含め、周囲でもグシュグシュする人多数発生。
みんな今年は酷いと言っている。

・・・なのにアレ?私なんともない。

毎回、全く同じ日に同じアレルギー症状を発症する友人(つまりはアレルゲンが一緒と思われる)がいるのですが、友人も今年は順調に発症しているらしいのに、私無反応。

あれあれあれ〜?!

まだまだ治っちゃったかどうかわからないし、油断は禁物ではありますが、この全く何ともない状態、急にどうしたんだろう・・。

・・と色々考えてみたんですが、いつもと何か違うとしたら、

乳製品を辞めたこと

ぐらいかも…。

乳糖不耐症だということに気づいて、この数ヶ月間、牛乳、ヨーグルト、生クリーム、チーズなど、乳糖(ラクトース)の高いものを食べるのを一切辞めています。

www.maricafejp.com

お腹の調子(腸というより胃)もさることながら、自律神経がおかしいんじゃないかというような症状(吐き気やちょっとパニック症状のようなもの)の出方だったので結構しんどかったのが、乳製品を取るのをやめた翌日からスッキリ元気になってしまいました。

さらに花粉症も良くなったんだったら嬉しい!!!まだわかんないけど・・

実際のところ、乳製品は鼻水とか痰とかの粘液を濃くしてしまう側面もあるらしい。

でもまあ、乳製品辞めて花粉症完治!とか言ってしまうとまだわかんないのでアレですし、みんながみんな乳製品やめれば治るわけでも多分ないと思うのだけど、私の場合は今までに胃腸にかかっていた負担が減ったのは事実。

ただ、乳製品を辞めることで本来取れるべき筈の栄養素が抜けてしまうのだけは避けるよう気をつけないと(特にカルシウム。日本人女性は特に〜!!)。

バターはパンに塗るなど少量なら今のところ平気。

あとはチーズでもパルメザンなど、熟成させてあり固いものは乳糖があまり無いそうで、そういうものは取っているし、実際大丈夫。

あとは山羊のミルクも平気なので、ゴートミルクで作ったチーズは食べています。

最近はフェタチーズに限らず、ゴートミルクで作ったチェダーチーズなど、種類も色々あるので助かる!!

羊のミルクはまだ試していない。

カリフォルニアはビーガン系のものも普通のスーパーで売っているので、乳製品の代用品が色々あってそれを試すのもちょっと楽しいです。

ヨーグルトは、ココナッツミルク、豆乳、アーモンドミルクなど色んなミルクベースのものが売っています。

コーヒーやシリアルには、ラクトースフリーの牛乳か、豆乳。ただ豆乳は取りすぎるとホルモンのバランスに影響があったりするらしいので、アーモンドミルクやラクトースフリーの牛乳など、毎回ローテーションしています。お米のミルクなんていうのも売ってます。

アイスクリームが食べられないのは悲しいなと思っていたんですが、食べないなら食べないで意外と平気ということにも気がついたw

でも「ソルベ」はOKだし、ビーガン系のアイスクリーム屋さんも、ベイエリアには色々あるんで、思ったより大変じゃない。

こちらは、オークランドにあるCurbside Creameryというお店の、カシューナッツベースの苺アイスクリーム。

ナッツのコクのせいか、普通のアイスクリームより美味い気がするよ〜。

ケーキ焼いたり、クリーム系の料理を作ったりする時も、色々材料を置き換えております。

ちょっと面倒だけど、牛だけじゃない、色々な「乳」製品の世界が広がって、ちょっと楽しい。

こっちでも桜、咲きましたよ〜(もう2週間以上前の写真だけど)。

いやー春って実はいい季節なんですネ!w

といいつつ、また冷えたり暑かったりのベイエリア・・・

みんな、風邪引くなョ!

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【プロジェクト・エルサレム】19品目:うわー、さびー!!


料理本「エルサレム」を全品作る、気の遠くなるようなプロジェクト19回目。

きっかけはこちら。
www.maricafejp.com

イスラエルに滞在した時、良くシュワルマ屋さんに行きました。

日本でもトルコ人ケバブ屋さんみたいな屋台を見ることが増えましたが、シュワルマ、こういうお肉の塊みたいなのをローストでぐるぐる焼き、これをそぎ切りにしてピタパンに入れてくれるやつ。

(これ、肉の塊をどーんと焼いているわけではなく、スライスした肉をどんどん重ねてこういう形にしてあります)

でもシュワルマ屋さんで好きだったのは、その中に自分で入れるトッピング。

DSC02885

アメリカで食べるシュワルマは、スライスしたお肉と野菜が入っている位ですが、イスラエルではカウンターの所にさらに色々なトッピングがどーんと置いてあり、自分で好きなだけ入れることができました(写真の白シャツのおっちゃんの前にあるやつ)。

色んなサラダやピクルス、そしてフライドポテトなど。ポテトも中に一緒に入れて食べてしまう。

そんな中で私が一番好きだったのは、とろとろにローストした茄子!
これは別にお皿に取って食べたいくらい美味しかったです。

今回「エルサレム」料理本に載っていた「サビー」は、そんな茄子のローストがメインのお料理です。

ローストした茄子にかかっているのは、お馴染みのタヒニ(白ごまペースト)。
そしてゆで卵、キュウリやトマト、パセリのサラダ。
このレシピではピタパンの上に載っていますが、ピタパンの中に入れてサンドイッチにして食べるのが一般的なようです。

このお料理は1950年代、イラクから来たユダヤ人によってイスラエルにもたらされたんだそう。

料理をしてはいけない休息日に、前もって茹でてあるゆで卵やローストした茄子をサンドイッチにして食べていたのが始まりなんじゃないかーと言われています。

名前の起源も色々説があって、朝ごはんに食べる食材が多いので、アラビア語の朝(sabah)から来たものではないか、「サラダ、卵、フムスなどなど」の頭文字を取ったものじゃないか、初めてこの料理を売り出した人の名前(Sabich)さんから来ているんじゃないか、などなど。

いやー全部Wikipediaからの受け売りなんですが!

ひとくちに「ユダヤ人」といっても、色々な地域から来たユダヤ人がいて、彼らがその地域で食べてきた料理が集まってくる・・・。
そんなことが良くわかる料理のひとつです。

料理の歴史や伝播って、政治だけでは語れない色々な人や文化の動きや流れがわかるようで、面白い。

この料理本からの料理を作っていると、そんな歴史や文化を自分の手で再現したり、味わったりできるところが、やめられまへん。

Jerusalem

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【世界の朝ごはん】アメリカ・やっぱり定番パンケーキ

アメリカの朝ごはんの定番といったらやっぱりこれ〜。

ホットケーキというか、パンケーキ。

クックパッドなどで良くHMって書いてあって何かと思えばホットケーキミックスなんですねぇ。

日本ではああいうミックスを使って、分厚くて黄金色のふわふわのを食べて育ってきましたが、アメリカに来てからはミックスは使わず、自分で粉を色々あわせて、色んな種類のパンケーキを作るようになりました。

薄くて小さく焼いたのを積み上げたシルバーダラーパンケーキ

リコッタチーズが入ったリコッタパンケーキ。これは日本でもbillsのが流行ったみたいですねー。下の写真は近所のお店で食べたやつ。

他にもバターミルクが入ったしっとりふわっとしたバターミルクパンケーキ

使う粉も蕎麦粉やホールウィートなど色々。

これはタピオカ粉などが入っているグルテンフリーのパンケーキ

食感も色々で、ベーキングソーダを入れたり入れなかったり、卵を泡立てたりそのまま入れたりでふわふわ感も変わってきます。

ってケーキ作る人にとってはこれって基本か^^;

イギリスの料理本に出ていたパンケーキのレシピでは、生地を1時間ほど休ませると生地が馴染んでより「クリスピー」な食感になるとありました。確かにそうなった。

そしてここでも出た生地寝かせ問題。調べなきゃー!

こんな感じでパンケーキといっても本当に色々。

作ろうと思っても、またその時々で家に置いてある粉の種類も色々。

そのため朝ごはんの定番ではありますが、我が家の定番レシピというのがなかなかできない・・・。

でも迷った時は、粉の袋に書いてあるレシピをまずは試すようにしています。

商品のパッケージに書いてあるレシピだから、やはりその会社が総力をあげてオススメする作り方に違いない!

アメリカにおける粉もんは、良くこのブランドのものを買っています。

オレゴンに本社のある粉屋さんで、オーガニック、そしてグルテンフリーの粉、ナッツ類、イーストなどなど、面白い位色んな種類の粉類が揃っています。近所のスーパーにもこのブランドの商品がだーーーっと置いてある棚があるので、いつも見るのが楽しみ。

我が家にはなぜかここの全粒粉の粉が常備されています。

で、この全粒粉の袋に載っていたパンケーキのレシピがなかなか良かった。

卵白を泡立てるのでふわふわ柔らかく、そして生地が扱いやすかったので、キレイにまんまるに焼けて満足満足。

 ボブさんところの全粒粉パンケーキ材料(8枚分)

  • 植物油か溶かしたバター:大さじ3
  • 砂糖:大さじ3
  • 固く泡立てた卵白:2〜3個分
  • 全粒粉:1.5カップ(カップは日本サイズ200cc)
  • 塩:小さじ3/4
  • 牛乳:300cc
  • ベーキングパウダー:大さじ1
  • 卵黄:2~3個分(よく混ぜておく)

作り方

  1. 砂糖大さじ3、全粒粉1.5カップ、塩小さじ3/4、ベーキングパウダー大さじ1を混ぜ、ふるいにかけておく。
  2. 卵黄、牛乳300cc、植物油か溶かしバター大さじ3を混ぜ合わせた後、1の粉類と混ぜ合わせる。
  3. 固く泡立てた卵白を混ぜ入れる。泡をあまり潰さないように、ヘラで切るように入れる。
  4. 中火のホットプレート、鉄板で焼く。パンケーキの周辺にしっかりした泡がたつようになったら裏返して2分ほど焼く。 

参照リンク

 

手を抜かない、ビーツとゴートチーズのナポレオン

カリフォルニアに来てからよく食べるようになった野菜のひとつ、ビーツ。

ちょっとこじゃれたお店では、ビーツ、山羊のチーズ、ナッツ類を組み合わせたサラダがよく出てきます。

これは愛読している料理雑誌Saveurで大昔に出ていたもの。

そのビジュアルにやられて、ついカッとなって作ってしまいました。

時短!じゃなくて、じっくりじっくり。

このレシピは、もともとアメリカの有名なシェフ、ウルフギャング・パックさんのレストラン、Spagoで出していたメニューだそう。

パックさんは御年67歳の、オーストリア生まれのフレンチシェフ。

料理本を出したり、お料理番組にも数多く出演、彼の名前がついたキッチン用品とか食品なんかも色々出てます。

・・ていうか日本中にも彼の名前がついたお店があるんですね〜。

なんでもあるな、日本・・。

このレシピの何が大変だったって、まずビーツに火を通すところ。

結構がっつりごっつり固い根菜であるビーツさん。

アルミホイルに包んだビーツをオーブンで1時間〜2時間かけてローストする、というところからして大変でした。

でも焼き芋と同じで、そうやってじっくり火を通したほうがじっくり甘みが出るんだと思います。

とはいいつつ、大事に大事にローストした割に、その後お酢と砂糖で茹でてみたり、結構味の強いゴートチーズと組み合わせられたりするので、そこまで素材の味を引き出したところで、どれだけ効果があるのか・・・。

お忙しい方は、前日にビーツのローストを済ませてしまうか、適当な大きさに切って、がーっと下茹でしてしまっても良いかもしれません。

日本ではビーツそのものの入手状況も不安定そうですので、水煮缶を使っても良いかと思います。

 材料(4人分)

  • ビーツ:大5コ(茹でるなり焼くなりしたものを、6ミリ位の薄さにスライス)
  • 米酢:230cc (アメリカの1カップ)
  • 砂糖:150グラム
  • ゴートチーズ:250グラム、室温
  • チャイブ:小さじ4、みじん切り
  • パセリ:小さじ4、みじん切り
  • タイム:小さじ2.5、みじん切り
  • 黒胡椒
  • オレンジジュース:180cc
  • バルサミコ酢:大さじ1
  • オレンジの皮すりおろし(あれば):小さじ1/4
  • シャロット:1コ、みじん切り。なければ赤玉ねぎか、普通の玉ねぎ
  • オリーブオイル
  • ヘーゼルナッツ:大さじ3、砕いておく

作り方

  1. ビーツの型を抜く。ビーツは6ミリほどの薄切りにし、好きな型で抜く。
  2. ビーツの下味ベースを作る。米酢230cc、砂糖150グラムを鍋に入れ、沸騰させる。
  3. ビーツを下味ベースで軽く茹でる。この鍋にビーツを入れて2分ほど茹でる。量が多いので少しずつ。茹で上がったものはペーパータオルの上などに置いて、冷蔵庫で冷やす。
  4. クリームチーズを作る。ゴートチーズをスプーンなどで混ぜて柔らかくしたところに、みじん切りにしたチャイブ小さじ4、パセリ小さじ4、タイム小さじ2を入れてさらに混ぜる。
  5. ソースを作る。オレンジジュース180ccを鍋に入れ、量が3分の1になるまで煮詰める。約4−5分。冷ましたら、タイム小さじ半分、バルサミコ酢大さじ1、オレンジの皮のすりおろし小さじ1/4、みじん切りにしたシャロット1個分を入れる。さらにオリーブオイルを大さじ6、泡立て器でしゃかしゃかしながら少しずつ混ぜ入れる。塩コショウで味をととのえる。
  6. 組み立てる。スライスしたビーツの上にクリームチーズを載せ、を繰り返して、層にする。形は丸のままでも、端を切っても。お皿に載せた後、上からソースをかけ、砕いたヘーゼルナッツをかける。

あーややこし、あーめんどくさ!

でも最終的に出来上がったものはこんなにキレイです。

これはお友達の家に持ち寄りで持っていきました。

ちょっと失敗したとしたら、ソースは食べる直前にかけたほうが良かったなーというところ。

ビーツの汁とあいまって、じょわーっとお皿にソースが広がってしまいました。

生のヘーゼルナッツは、無ければ他のナッツでも。でもこの香りが良いので大好きです。

オリジナルのレシピでは、ソースに使う油はオリーブオイルとヘーゼルナッツオイルの2種類を混ぜていました。

素直にレシピの言うことを聞いて、ヘーゼルナッツオイルも買ってみたのですが、まぜちゃうと大して味の違いがわからない・・(味音痴なのかも私・・・)

さらにヘーゼルナッツオイルの使いみちを他に考えつかず、そのまま放置されて数年たってしまったりもしたので、このレシピではオリーブオイルだけにしてみました。

組み立てるのが面倒だったら、ビーツにチーズやナッツをふりかけて、平坦なサラダにしちゃっても良さそうです。

参考レシピ

www.saveur.com

 

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【プロジェクト・エルサレム】18品目:揚げカリフラワータヒニがけ

料理本「エルサレム」のレシピを全部作るぞプロジェクト、18品目です。
この本にレシピが全部でいくつ載っているのかは、この際数えないことにしました。

この料理本に良く出てくるカリフラワー。

まさにキッチン用品も皿もまだほとんど無い状態からはじめた、アメリカでの初めての一人暮らしで、初めて調理したのがカリフラワーでした。

そんなに実家で料理もしていなかったので(なぜかインド料理とかは作ってたけど)、スーパーに行ってもあまり何を作りたいか思いつかず、パッと買ったのがカリフラワーとマヨネーズ。

切って茹でて、唯一持っていたプラスチックの皿にマヨネーズ出して、それをつけて食べました・・
これは料理じゃないなw

今では色々料理をし散らかしたり、ケーキまで焼いたりするようになりましたが、当時はまだそんな感じだったんだなーと懐かしく思い出します。

その後はインド人になぜかインド料理を作ってみたり、山のようにベトナム春巻きを作って寮の子達に振る舞ったり・・とやはり和食じゃないものばかり作っていたような。


打って変わってこのレシピは、素揚げしたカリフラワーを、タヒニ(中東の白ごまペースト)、ヨーグルト、レモン汁、ミント、そしてざくろのモラセスで和えるという変わり種。

特にどの文化の料理というわけではないようですが、メゼ(小さなサラダやおかずをだーっと前菜風に並べるスタイル)の一品として出す感じの料理だそうです。

タヒニとヨーグルトのクリーミーさと、ざくろの甘酸っぱい味が、意外にマッチして何度か作りました。

これもタヒニを白ごまペースト、ざくろのモラセスをミキプルーンか梅ペーストで置き換えたら、和風のものができるかしら?

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マドレーヌ。温めるか冷やすか、どっち。

手作りお菓子の基本、マドレーヌ。
日本だったら、貝の形のマドレーヌの他に、丸いギザギザの銀紙の型に入ったマドレーヌがあったなあ。

小学校時代、お父さんがフランス語の教授だという同級生がいて、その子のお家に遊びに行った時、お母さんが本場仕込みのマドレーヌの作り方を教えてくれたことがあります。

面白いと思ったのは、材料の計り方。
粉や砂糖の量は、もともと決まった量があるわけではなくて、その時使う卵の重さに合わせて決めていくというもの。

へー!!と思ったものの、小学生だったので、細かい工程は忘れたし、家に帰って自分で作るという機会はありませんでした。

ちなみにその同級生は中学校までは一緒だったものの、その後連絡を取り合うことは無かったのですが、なんとその後、学生時代に訪れたベルサイユ宮殿でバッタリ再会!!!

私は学校で知り合ったフランス人の同級生の家でクリスマスを過ごしにおフランスへ(これもまた面白い経験だったので後でそのうち書く)。そして彼女はフランスの別の街に留学中で、冬休みの間にパリに遊びに来たとのことだったのですが、それにしても地球の全然違う場所で、こんな形でバッタリ会うとは・・・。

今でもマドレーヌというと、彼女と、作り方を教えてくれたお母さんを思い出します。

***

さて、子供もお手伝いできるので、最近またたまーに家で作るようになったマドレーヌ。

卵、はちみつ、粉、砂糖、溶かしバターと、使う材料もシンプル(って、大体のケーキの材料なんてそんなものか)。
レモンの皮をすりおろしたものも入れて、ちょっと爽やかな感じにするのがお約束です。

大体どのレシピを見ても、生地を冷蔵庫で1−2時間、時には一晩寝かせるように書いてあるものが多く、我が家でもそうしていたのですが、ちょっと前に手に入れたこの本では、少し様子が違いました。

サダハル・アオキのフランス菓子

サダハル・アオキのフランス菓子

日本では有名な!青木定治さんのレシピ本!

甘いもの食べない云々言ってる割に、やっぱりプロはどんなふうに作っているのか気になってしまい、ついつい買ってしまうこういう本・・・。

この本に載っているレシピは、まず分量が不思議。
たいていのお菓子のレシピは、粉や砂糖の量は150グラム、200グラムなど切りの良い数字だと思うのですが、このレシピはバターや卵など、材料の重さが158グラム、79グラムなど、なぜか端数。

といって材料を合計しても切りの良い数字になるわけでもないみたい。なんぞ?

はちみつは、80じゃなくて、79グラム。
この1グラムの微妙な差が、きっとこだわり抜いたバランスの妙なんだろうか・・・?!

そして、出来上がった生地は、冷蔵庫で寝かせるのではなく、生地の温度を30度に保ったまま2時間おきます。

ムムッ!
生地を冷やすのと温めるの、どんな違いが生まれるのか?!?!

本来であれば、この2つの条件のマドレーヌを同時に作って比較実験するべきところでしたが、そこまでする気力が無く、サダハル・アオキの生地温めバージョンのみに挑戦してみました。

生地に落としラップをして、予熱中のオーブンの上に置いておきます。
だいたい27度をずっとキープできました。

あと、レモンのすりおろしはレシピには含まれず。

お友達の差し入れ用に作ったため、30個ぐらい作ったのですが、バッタバタしていたため、完成品の写真を取るのを忘れるという体たらく。

まだ家に残ってる、焼くのを失敗した最初のバッチの写真はこれ。

家にあるマドレーヌ型はノンスティックなので、普段は型に粉やバターを塗ったり塗らなかったり。

でも今回はレシピに忠実に、型に溶かしバターを塗ってから粉をはたいてみたのですが、溶かしバターが型の底に微妙に溜まってしまい、その上に粉をふったため、バターが粉を吸って必要以上の量型に残ってしまう事態に・・・。

というわけで、マドレーヌの表面に白っぽい粉の塊がくっついてしまいました。
味もこのせいで生焼けの粉の味が残ってもうた。

以降は型にバターだけちょっと塗って焼きました。
型に塗る溶かしバターで、マドレーヌの色と風味が決まる・・みたいなことが書いてあったのですが、どうだったろう?

そして、生地を冷やすか温めるかの差ですが・・・やはり比較対象が無かったため客観的なところは良くわからず。

ただ、生地は卵の量が数グラム多かったからか?思ったよりユルユルで、絞り袋に入れたら入れた先からだーっと外に流れ出る事態に。

仕方ないのでスプーンで掬って型に入れました。

焼いたその日の試食では、明らかに普段のマドレーヌよりもふわふわやわらかい食感で、あ、ちょっと違う!と思ったものの、翌日また試してみる頃には、普段焼いていたマドレーヌの味の記憶よりも、目の前にあるマドレーヌの実際の味や食感に自分の感覚が慣れてしまうためか、その違いも果たして本当だったかわからなくなってしまいました。

実際の感覚と、記憶にある感覚の比較なんて当てにならないのは、水漬けパスタは本当にもちもちなのか、比較実験した時につくづく思ったこと。

うーん、やっぱりちゃんと比較対象になるものを作らないといけませんね。

生地を冷やす理由としては、小麦粉に水分をたっぷり含ませるため、という説明があるレシピには書いてあったんですが、他のケーキは寝かせないのに、マドレーヌに限って、それはなぜ?

そして冷やすのも温めるのも目的(小麦粉に水分を含ませる)は一緒なんだろうか?

誰かー!

ちょっと今後のまた課題にしたいと思います。

英語版マリカフェ、はじめました

(車掌の声で)えー、毎度ご愛読、ありがとうございます。
このブログは、頭にカーっと血がのぼって色々と作り散らかしている料理について書くブログ「マリカフェ」でございます。

ここでは主に日々作った料理について書いておりますが、英語版マリカフェは、以下のリンクより、閲覧いただきますようお願いいたします。

maricafe.wordpress.com

・・・色々書き散らしているのに飽き足らず、さらに英語版を開設しました。
タイトルまで一緒で、ま、紛らわしい・・・・!!

しかし内容は、日本語版とは全く違う感じになりました。

内容は食べ物、料理そのものというよりも、食べ物を通じた思い出やエピソード、ちょっとしたストーリー。

そしてレシピもちょびっと。

面白い現象なんですが、英語で文章を書く時、日本語で文章を書く時、たとえトピックやテーマが同じでも、書きたい内容やポイントが変わってくることに気がつきました。

「面白く読める文章」を書く時の構成が英語と日本語ではなんかちょっと違う。

内容も、言語によって読み手が知っている前提みたいなものが違ってくるからか、日本語で書いたり考えた文章をただ翻訳しただけだとわかりにくかったり、つまんなくなってしまう感じがする。

日本語で考えたコアなアイデアは残しつつも、書く時は頭の中から日本語を完全にスイッチオフして書いていく・・・。

するとどんどん日本語で書くのとはまた違う感じに話が広がっていったりします。

自分の中に広がる2つの違う世界。うーん、面白い。

とりあえず旦那や地元の友達に見せたら受けたので、こちらもちょくちょくアップデートしたいと思います。
とはいえ、やっぱり日本語書くよりは時間がかかる〜。

内容も長め。
でも書いてて楽しい。
あともっと色んな国の人にも読んでもらえる。
こちらもどのように進化するか、楽しみです。

現在アップしたのは、

Cute bento for Who?
子供の弁当作成時における私の中での日本人ママ、アメリカ人ママモード変換の話

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My soul food - Okonomiyaki
大阪礼賛。私のソウルフード、お好み焼きの話

Food for life and death
3年前の祖母の葬儀の思い出(おおばあばを箱に入れ、オーブンに入れて焼く話、火葬場での食事、そして食べ物を通じて感じる生と死について)

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の3本です。

良かったら覗いてみて下さいねー!
ふんがっふっふ!!