マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

カリフォルニアで野菜を買う楽しみ。

ワシントンDCからカリフォルニアに引っ越してきてもう10年。越してきた時に嬉しかったこと、それはやはり野菜や果物が新鮮、種類が豊富なこと。オーガニックのものが手に入りやすいこと。

カリフォルニア料理、というジャンルがあるくらいですし、オーガニックだ自然食だの発信地。農業も盛んです。

チェーン系のスーパーでも、だいたいお野菜や果物はこんな感じでどーん、と積み上げられています。これだと、自分に本当に必要な分だけ買えるので無駄がない。

これに慣れてしまうと、日本やイギリスのスーパーに行った時、野菜の過剰包装がすごく気になってしまいました。スーパーでの包装、プラスチック利用のことは、きゃすぴえさん(id:casse-pied)も常々おっしゃってましたよね。

ファーマーズマーケットにもときたま行きますが、普段のお買い物、我が家の御用達の店は、地元の生鮮店Berkeley BowlとMonterey Market。どちらも野菜、果物の種類がめちゃくちゃ豊富。日系スーパーにいかなくても必要な和食の野菜も安価に手に入ります。

こちらはバークレーボウル。手前も向こうも見渡す限りの桃とプラム。全部カリフォルニア産。

バークレーボウルは2店舗ありますが、ウエスト店の方が新しくて広くて、カフェも充実してるのでついこっちに行ってしまう。こちらは行くたびに、外のディスプレイを上から定点観測しては、一人でせっせとハッシュタグつけてインスタにあげてますw

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モントレーマーケットは本当に野菜専門で、お肉やお魚などはないのですが、ここはとにかく安い。店はバークレーボウルと比べたら狭くて、カートをガンガン当てながらの買い物になることもありますが、見よ、きのこだけでこの品揃えです。って、これもほんの一部で、写真を撮っている私の背後にももっとだーっと並んでます・・。

これも必要なぶんだけ、小さな紙袋に入れて買います。

きのこ類もパッケージされてないのは全部カリフォルニア産。地産地消の喜びよ。

かぼちゃの季節になると、巨大かぼちゃの重さ当てコンテストもあります。

今回のモントレーマーケットでの戦利品はこちら。


一番左の袋に入っているのは、大好きなアーリーガールという品種のトマト。熟れ熟れのやつが1キロちょい入って、1ドル95セント。

オーガニックの柿、豊水梨も、カリフォルニアから!

イチジクが5ドルとちょっとお高かったのですが、今年初めて、つい購入。これもオーガニック。

その他、ルッコラ、オレンジ、ビーツ、セロリルート、ジャガイモ、おもしろい色のカリフラワー、フェンネル、きのこ2種、ざくろ、りんご、バナナ、ケール、パセリにパクチーなどなど。

今回はセール品を買わなかったけど、これで全部で40ドルでした。オーガニックが多い割に、まあ悪くない・・?安いのも大事だけど、なるべくいろんなバラエティの野菜をバランスよく食べたいなぁと。

そういえば、ここら辺のお店はプラスチックのショッピングバッグは完全に法律で廃止されていて、紙袋オンリーです。それも10セントかかるので、エコバッグ持参は必須。

これで1週間、家族3人分の、色々な野菜料理を作っていきます!



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【旦那飯】適当レシピ、うまみコールスロー

我が家のパパ、オリジナル?のレシピ、うまみコールスロー。

週末は私を押しのけ台所に立つ旦那、だいたい肉をどーんと焼き、サラダをどーんと作ってくれますが、レパートリーの一つがこれです。

材料は、キャベツ、醤油、マヨネーズ、ダシの粉。
あれば人参も入れちゃいますが、今回はキャベツオンリーで。

千切りにしたキャベツと、材料を適当に全部混ぜちゃうだけなんですが。

今回はちょっと贅沢して、茅の舎のだしを使いました。袋を破って中のものをどわーっと入れちゃいます。

普段は、これでもうあっという間に出来上がりなのですが、コールスローといえば一つ思い出がありまして、いっちょ試してみることにしました。


それは・・これ。

高校時代、合宿の晩御飯のおかずに出てきたコールスロー。そこに、何かベビースターのようなパリパリの味付き麺が入ってたのが衝撃でした。

ベビースターラーメン、アメリカのダイソーにも売ってます!パッケージにがっつりダイソーセレクト、と書いてあるので、逆にダイソーでしか手に入らないのかしら?

ただし、毎回行くとあるわけではないので、今回もお店にあったのは「焼きそば味」のみ。しょうがないのでこれで試してみました。

普段はこういう袋菓子、食べると皮膚がムズムズする感じがしてほとんど食べないんですけど、ちょっと実験。

こんなんできました〜。

シナっとさせたコールスローに、食べる直前に揚げ麺を和えます。

歯ごたえ的には面白い!

味的には、「焼きそば味」が微妙だったかな〜、これがオリジナル味だったらちょっと違ったかな。

記憶では、麺がもっと細かった気もする。もしかして、チキンラーメンが入ってたかも?!うーん、となると究極のジャンクですねぇ。

普通に中華麺を揚げたり、ワンタンを揚げたものがサラダに入っているのはよくあるので、それにちょっと味付けして入れてみるのもいいかも。

もう少し実験は続きます。



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パパパパパンプキ〜ン!パンプキン・スパイスの時期のパンケーキ。

タイトルは寛平ちゃんのギャグです。

もう10月!暑いけど10月!今年もあと数ヶ月で終わりじゃないですか!!

そして、もうすぐハロウィン。

真面目にコスチュームのことを考えないといけない時期。

そして世の中がかぼちゃだらけになる時期。

そして、パンプキン・スパイスなんちゃらという食べ物が、世の中に氾濫する時期。



有名なのはスタバのパンプキン・スパイス・ラテですが、その他にももういろんなものがパンプキンスパイスまみれで売り出されます。

そんなものを買っても良いのですが、今回はそんな中から、スパイスあるんだから家で作ったれ!とカッとなって作ってしまった、パンプキン・スパイス・パンケーキのご紹介。というか、レシピをリミアに掲載しました〜。ははは。

日本の食材でも作れるように、わざわざ日系スーパーで森永ホットケーキミックス買ってやってみたよ!

是非是非見て〜!というか作って見てくださーい!

limia.jp

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糖質制限になるか?!ひよこ豆のパンケーキ、ファリナータ

イタリア、パスタが美味しいのは言うまでもないですが、他にも色々美味しい粉もんがたくさんあります。

そんな中で、我が家の定番になったのがこちら、「ファリナータ」。

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ひよこ豆の粉を使ったパンケーキ、とでも言いましょうか。

リグリア地方、プロバンス地方、その他の地域でも食べられているらしい。私達が初めていただいたのは、トリノの街角でした。

地方によって呼び名は色々らしい。

材料はひよこ豆の粉、水、オリーブオイル、塩コショウととってもシンプルです。作り方は生地を寝かせるのに時間がちょっとかかりますが、あとは型に流して焼きっぱなし。

材料

  • ひよこ豆(ガルバンゾー)の粉 1カップ
  • 塩 小さじ1
  • コショウ 小さじ1
  • オリーブオイル 大さじ2

作り方

  1. ボウルにひよこ豆の粉、ぬるま湯それぞれカップ1、オリーブオイル大さじ2、塩コショウ少々を入れ、ダマがなくなるように混ぜます。
  2. ラップをして、1〜2時間放置。ブクブクと上に泡が出てくるので、できるだけ取る。
  3. オーブンは320度にセット。そこに油をしいたカーストアイロンまたは耐熱の容器を入れて、しっかり熱します。
  4. 熱くなった型をオーブンから取り出し、そこに生地をジュっと流し入れます。
  5. オーブンで15分ほど焼きます。

このレシピはプレーンなものですが、お好みで炒めた玉ねぎやローズマリーを混ぜてみたりしても。

ポイントは、生地を流し入れる型をしっかり熱しておくことです。これで外はカリッとした食感が出ます。

このお料理、発祥はジェノアだ、ニースだ、モノによって情報がまちまちでしたが、まあどちらも国境を挟んで隣町。おフランスの方では、「ソッカ(Socca)」と呼ばれているそうです。おお、ソッカ!

このブログによく登場するオトレンギさんのレシピ本「Plenty」にもこのSocca のレシピが登場します。こちらはちょっとトルティーヤのように丸く焼いて、上に炒めた玉ねぎやミニトマトを乗せるアレンジ。こちらも作ってみました。


さて、このお料理、原材料が豆だし、ローカーボじゃん!と思って喜んでいたら、普通のパンケーキ1枚食べるのと変わらないかそれ以上の炭水化物量が入ってるらしい。えーそうなの!ざ、残念!

ついでに、私の好きなオトレンギさんが、デザートの本を出版、今週ベイエリアで講演ツアーをやっていました。予定が合わずにそれも行けず・・・うおー、重ね重ね、ざ、ざ、残念!!!!!!

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