マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

韓国屋台トースト

ネットやツイッターなどで上がってくる美味しそうなメニューやレシピは、ブックマークしておいて、なるべく実際に作ってみるようにしています。今回はようやく、ずっと気になっていたなかしましほさんの「韓国屋台トースト」を作ってみました。

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ハム、卵、チーズにキャベツの千切りが入った、一見単なるホットサンドに見えるんですが、大きな違いは味付け!マヨネーズの他に、練乳がちょっと入っています。こうすると、ちょっと甘じょっぱい味になる!これがものすごくはまります。作り方はこちらを↓

こんがり焼くには結構バターを使うので私はちょっとビビって軽くトーストするにとどめたけど、こんがり焼けた表面美味しそう。卵だけ、ハムだけでも美味しかったし、もしすぐ練乳がすぐ手に入らない場合は、ちょっとお砂糖まぶしても甘じょっぱさを楽しむことはできるかも。でも練乳のちょっとクリーミーで優しい甘さがいいのかも。

翌朝にも、残ったキャベツの千切りを使って、トーストしないパンで、ハムとチーズ、キャベツだけでもやってみたけど、そっちもなかなか美味しかったです。

韓国トースト、Issac Toastというチェーン店が有名らしいんですが、もうすぐロンドンにも韓国トーストのお店ができるそう。

これはKorean Englishmanという、韓国語ペラペラのYouTuberが始めるお店なんですが、この人のチャンネル、娘がハマっていつもずーっと見ています。色んな韓国料理を、イギリスの高校生や有名人に食べさせてみたシリーズとか、実際ちょっと面白い。そんな中に、高校生に、この韓国トーストを食べさせてみた、というビデオもあります。

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この子達の反応も素直で可愛らしいんですが、ここにもちょっと甘じょっぱいトースト、出てきます。あと写真は無いんですが、このビデオを見たあと、旦那がチーズとキムチを買ってきて、スパイシーなトーストのほうも試してみました。こっちも美味しい。どっちもお腹にたまります。

ヴィンチェンツォ飯

ロックダウン中に家族で韓流ドラマを見るのにはまってしまった我が家。

不時着から始まり、梨泰院クラス、サイコだけど大丈夫、とNetflixで話題になったものはとりあえず全部鑑賞。

さらにホテルデルルナ、悪霊狩猟団カウンターズと来て最近はヴィンチェンツォをとうとう見終えました。

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小さい頃イタリアに里子に出されたヴィンチェンゾさん→イタリアでマフィアの顧問弁護士に。本人も実はバリバリマフィア→韓国に隠された金塊探しに来韓→金塊隠してある商業ビルのテナントさん達とてんやわんやの大騒ぎ→それとは別に商業ビルを乗っ取ろうとしている大企業があり、その企業がこれでもかこれでもかというほど超悪徳企業→テナントさん達と一緒に超悪徳企業とあの手この手で戦いまくる、コミカルだけど結構残虐でもあるドラマ

韓国ドラマは概して長い!1話も長いし、話全体も20話ぐらいあったりします。これを毎晩家族で1話ずつ、毎回ドキドキワクワクしながら見るのが楽しみになりました。

さて、韓国ドラマというと、必ずあるのが「プロダクト・プレイスメント」

日本のドラマでもあるのかもしれないですけれど、韓国ドラマのはスポンサー企業の商品が、しれっと話の中に登場するんですよね。いや、しれっとというより、いかにもこれ宣伝だろ!とわかることが多い・・・。なぜならばいきなりドラマのシーンの中でその商品のアップが出てきたり、ちょっとその商品についてコメントしたりするから!

車や携帯、時計やファッションもですが、やはり気になるのがドラマに登場する食べ物・・・。

このドラマでは弁護士事務所にこのインスタントコーヒーが常備されていて、事務所のみんなで作戦を練ったりするときに、スティック状の袋から中身を取り出しお湯を入れて、「美味しい・・」などといいながら黄色いマグカップで飲んでいました。

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・・で当然、韓国スーパーに行ったときにレジの近くに置いてあったのを子供が見逃さなかった!!!!

まあ、スティックの袋の中にインスタントコーヒーとクリーマーと砂糖が入ってるものなんですけどね。飲むと普通にインスタントコーヒーでした(笑)

イタリア育ちのヴィンチェンツォ、アイスアメリカーノなんてまずいコーヒー飲めるか!とちゃぶ台ひっくり返す勢いで拒否反応を起こしていたのに、このコーヒーは素直に飲んでいた・・・wさすがスポンサーの力。

さて、ドラマではよく決まったレストランに行ったり、特定の食べ物が出てきたりすることも多く、当然それはそのレストランがスポンサーだからなんですが、今回気になったのはこれ・・・・

なんぞこれ!!

実際ドラマでは大鍋に入ったこのチーズたっぷりの食べ物にみんなで箸を突っ込み、ワイワイつついていたのが(コロナだけど・・)印象的でありましたが、この食べ物、

「チーズチムタク」

キムタクではない、チムタク。

チムタクとは、チキン、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんといったカレーの材料的な食材と、チャプチェなどを鍋に入れ、砂糖醤油、唐辛子などで煮込んだものだそう。これにチーズをどーんと載せたのがチーズチムタク。このチムタクはさらにトマトソースやパスタも入っていて、イタリア風ということらしいです。

そういえばダッカルビというのもありますが、あれは鉄板で焼いたのを直接食べる+コチュジャンが入ってるのが違いのようです。チムタクのほうは鍋で調理したものがどーんと来ます。


こりゃー気になる!と早速我が家でも作ってみました。

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鍋でそのまま、どーん!
本当にカレーの材料を切って、チャプチェを入れて、砂糖、しょうゆ、お酒ちょっと、お好みでニンニクや生姜、唐辛子などを入れて煮るだけ・・・。めっちゃ簡単。

で、肝心のお味のほうですが、子供も食べるので唐辛子の量を減らしたせいか、ほぼほぼ肉じゃがでした!

肉じゃがが美味しくないわけがない。それにチーズも乗ってるし。というわけで、家族に大好評のテレビ飯でした。

2021年買ってよかったもの

2021年もぼちぼち半分に差し掛かろうとしておりますが、今年上半期、台所用品で買って良かったものといえばズバリこれでございます。

どーん

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ルクレーゼのお鍋。なんですが、これは炊飯専用のココット。

以前は炊飯器を使っていたのですが、イギリスに引っ越してからは電圧が合わずにしまいっぱなし。ずっとお鍋で炊いていました。普通のステンレス鍋を使ったり、後ろに写っている青いルクレーゼの大きめなお鍋を使って炊いたり。

鍋で炊くこと自体は、火加減さえちゃんとしていれば、炊飯器よりもあっという間に炊けるし、わざとちょっと長めに炊いて、なべ底におこげを作って、それをこそげて食べるとパリパリしてて美味しい・・なんていうおまけもついているので、あまり苦にはなりません。

ただ炊飯用に鍋を一つ使ってしまうと、他の料理をするのに鍋が足りない!ということがあったり、内蓋がついていないので、吹きこぼれたりするのがいやだなぁと思っていたのでした。

土鍋が欲しいなあ・・と最初は思ったのですが、我が家にはそういうものを割っちゃう可能性が高い方(笑)がキッチンに立つことも多いし・・

というわけで、一大決心してこちらを購入。

色は他にも色々ありました

Staubも炊飯用のココットを出しているのですが、一番の違いは、内蓋の有無。

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これがあるからか、やっぱり吹きこぼれませんねぇ。あんまりひどいと、ガス台の所に糊みたいな水がどわーっと溢れちゃうことがあったので、これは大きな改善点でした。

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炊きあがりはこんな感じ。

さて、このココットで炊いたご飯、何か違いはあるのかというと・・・

思いっきりありました!!!

もともとあんまり白米の炊き加減に大きなこだわりの無かった我が家・・・

でも普通のルクレーゼの鍋で炊くのと、このココットで炊くのだけでも、随分違う!

同じ量の水で炊いているのに、ココットで炊いた方が、ご飯がふわっふわのもちもちになった!!!!!

普通のルクレーゼの鍋はちょっと大きめなので、2-3合炊いても鍋の底に薄く広がるからか、今までちょっと固めな炊きあがりだったんですよね。それに対して、ココットのほうは、やはり内蓋があったり、深めの形をしているからなんでしょうか、入れた水分が蒸発せずに、しっかりご飯を炊くのに使われているという感じがするのです。

固めのご飯が今まで好みだったんですが、食べたときの違いにはとにかく驚き、好みががらっと変わりました。

あと不思議なんですが、今までは家族3人で2合炊くとちょっと足りない位かなぁ、という感じだったのに、この鍋でご飯を2合炊くと、余るようになりました。かさが増えた?ちょっとでお腹いっぱいになってる感じがします。



そんなこんなで使い続けて半年、そんなにお安くない買い物でしたが、大満足でございます。
ただ人間の慣れって恐ろしいと思うのは、もう毎日これでご飯を炊いていたら、この味、この食感が当たり前になってしまい、当初のようなご飯を食べるたびにモチモチ!美味しい!という違いがもうわからなくなっている!!

この鍋のありがたみを毎回認識するためには、時々は違う鍋で炊いてみないとだめかな・・・(笑)

ちょっと深めなので、揚げ物にも使おうと思えば使えます。ただちょっと小ぶりなので、例えばコロッケを揚げるにしてもちょっとずつしか揚げられないので時間はかかる・・。

この大きさだと3-4合炊けるかな。我が家は今まで結局3合以上は炊いたこと無しですが十分事足りております。

日本だと電子ジャーがすごい進化しているから、そっちで十分美味しいご飯が炊けると思いますが、電流電圧の違う国間で引っ越しをした我が家は、こういうほうがどこでも使えて優れもの。いい買い物しました。

おうちでヌン茶

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ロックダウンの暇にまかせて、週末おうちで「ヌン茶」してみました。

ヌン茶・・・ブルースリーが振り回しているやつじゃなくて、なんでもエゲレス在住日本人の一部では、アフタヌーンティーがこう呼ばれている、らしい・・(笑)

作ったのはスコーン、サンドイッチ、それからパンナコッタ。

吉本新喜劇のギャグ「なんてこったパンナコッタ」にちなんで、パンナコッタを作って食べてみたい、という子供の希望から始まったんですが、実は甘いものそんなに好きじゃない我が家。

生クリーム、牛乳、砂糖、ゼラチンで簡単に作れるパンナコッタ、美味しかったけどそちらは二口ぐらい食べて御馳走様、になってしまいました(苦笑)

スコーンはこちらのレシピを参考に、ヨーグルトが無かったのでパンナコッタ作る時に買った生クリームで代用。ベーキングパウダーも入れたんですが、レシピの写真ほど膨らまず。すごいサクサクしたスコーンができました。

theokuratokyo.jp

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スコーンは、クロテッドクリームを先に乗せ、その後ジャムを乗せるのがデボン式、その逆がコーンウォール式だそうで、どっちが良いかはよく話の種になっておりますが、我が家は断然デボン式です。クリームのほうが固いのでそのほうが乗せやすい、ってだけの理由ですが。

サンドイッチは卵、きゅうり、スモークサーモン、そしてコロネーションチキン。

このコロネーションチキンはイギリスに来てからその存在を知るようになったのですが、ローストしたチキンを細かくしたもの、カレー粉とマヨネーズ、レーズンなどが基本になったチキンサラダみたいなもんです。

今回は、こちらのレシピを使いました。特に味の決め手になるのは、マンゴーチャツネ。

www.bbcgoodfood.com

名前の通り、エリザベス女王の戴冠式(コロネーション)を記念して作られたのがキッカケで広がったものだそうで、スーパーやカフェなどで売っている出来合いのサンドイッチにも、コロネーションチキンが具になっているのを買うことができます。

お菓子だったりちょっとした料理だったり、ヨーロッパではロイヤルファミリーの即位や結婚など慶事にちなんで作られたものも色々ありますね。また何か見つけたら作ってみよう。