2021年もぼちぼち半分に差し掛かろうとしておりますが、今年上半期、台所用品で買って良かったものといえばズバリこれでございます。
どーん
ルクレーゼのお鍋。なんですが、これは炊飯専用のココット。
以前は炊飯器を使っていたのですが、イギリスに引っ越してからは電圧が合わずにしまいっぱなし。ずっとお鍋で炊いていました。普通のステンレス鍋を使ったり、後ろに写っている青いルクレーゼの大きめなお鍋を使って炊いたり。
鍋で炊くこと自体は、火加減さえちゃんとしていれば、炊飯器よりもあっという間に炊けるし、わざとちょっと長めに炊いて、なべ底におこげを作って、それをこそげて食べるとパリパリしてて美味しい・・なんていうおまけもついているので、あまり苦にはなりません。
ただ炊飯用に鍋を一つ使ってしまうと、他の料理をするのに鍋が足りない!ということがあったり、内蓋がついていないので、吹きこぼれたりするのがいやだなぁと思っていたのでした。
土鍋が欲しいなあ・・と最初は思ったのですが、我が家にはそういうものを割っちゃう可能性が高い方(笑)がキッチンに立つことも多いし・・
というわけで、一大決心してこちらを購入。
ル・クルーゼ(Le Creuset) 鋳物 ホーロー 鍋 ココット・エブリィ 18 チェリーレッド ガス IH オーブン 対応 【日本正規販売品】
- 発売日: 2018/08/22
- メディア: ホーム&キッチン
色は他にも色々ありました
ル・クルーゼ(Le creuset) ココット・エブリィ メレンゲ 2L 鋳物ホーロー鍋、IH対応 21110-18-716
- 発売日: 2019/04/10
- メディア: ホーム&キッチン
Staubも炊飯用のココットを出しているのですが、一番の違いは、内蓋の有無。
これがあるからか、やっぱり吹きこぼれませんねぇ。あんまりひどいと、ガス台の所に糊みたいな水がどわーっと溢れちゃうことがあったので、これは大きな改善点でした。
炊きあがりはこんな感じ。
さて、このココットで炊いたご飯、何か違いはあるのかというと・・・
思いっきりありました!!!
もともとあんまり白米の炊き加減に大きなこだわりの無かった我が家・・・
でも普通のルクレーゼの鍋で炊くのと、このココットで炊くのだけでも、随分違う!
同じ量の水で炊いているのに、ココットで炊いた方が、ご飯がふわっふわのもちもちになった!!!!!
普通のルクレーゼの鍋はちょっと大きめなので、2-3合炊いても鍋の底に薄く広がるからか、今までちょっと固めな炊きあがりだったんですよね。それに対して、ココットのほうは、やはり内蓋があったり、深めの形をしているからなんでしょうか、入れた水分が蒸発せずに、しっかりご飯を炊くのに使われているという感じがするのです。
固めのご飯が今まで好みだったんですが、食べたときの違いにはとにかく驚き、好みががらっと変わりました。
あと不思議なんですが、今までは家族3人で2合炊くとちょっと足りない位かなぁ、という感じだったのに、この鍋でご飯を2合炊くと、余るようになりました。かさが増えた?ちょっとでお腹いっぱいになってる感じがします。
そんなこんなで使い続けて半年、そんなにお安くない買い物でしたが、大満足でございます。
ただ人間の慣れって恐ろしいと思うのは、もう毎日これでご飯を炊いていたら、この味、この食感が当たり前になってしまい、当初のようなご飯を食べるたびにモチモチ!美味しい!という違いがもうわからなくなっている!!
この鍋のありがたみを毎回認識するためには、時々は違う鍋で炊いてみないとだめかな・・・(笑)
ちょっと深めなので、揚げ物にも使おうと思えば使えます。ただちょっと小ぶりなので、例えばコロッケを揚げるにしてもちょっとずつしか揚げられないので時間はかかる・・。
この大きさだと3-4合炊けるかな。我が家は今まで結局3合以上は炊いたこと無しですが十分事足りております。
日本だと電子ジャーがすごい進化しているから、そっちで十分美味しいご飯が炊けると思いますが、電流電圧の違う国間で引っ越しをした我が家は、こういうほうがどこでも使えて優れもの。いい買い物しました。