マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

自宅で高級パスタ

粉と水さえあればおうちで作れてしまうパスタ。
(塩と卵もあるとなお良いですが)

基本さえわかってしまえば、思ったよりパスタ打ちって難しくないし、色んなものを混ぜ込んで楽しむことができますねぇ。

こないだお店で売っている生パスタが6〜7ドルぐらいしていたのも、余計家でパスタを打つことに拍車をかける!!

でもまあ、平日の晩御飯前にぱぱっと作れる感じではまだ無いので、週末の時間のある時に作ることが多いです。

こちらはある週末に作った、ザ・高級パスタ。何が高級って、サフランがどっさり入っているところが!!!

材料はこちら。ぬるま湯に浸して色をたっぷりだしたサフラン、ターメリック、カリフォルニア産オリーブオイル、卵、デュラムセモリナ粉。これを全部混ぜ混ぜすると、こんなに鮮やかな色になります。

・・ってだいぶターメリックの威力が発揮されている感じもしますが。

これをパスタマシーンで伸ばして切って、こんなのが出来上がりました。

シナモンやオールスパイスなど、他のスパイスをちょっと混ぜてバターと和えていただきました。これ、材料費のことなど考えると、お店だとすっごい値段とられそう。

夏休みでバッタバタ、あんまりオチのないエントリーでしたが、レシピは、料理本「エルサレム」の著者としてこのブログでは有名な?イスラエル人シェフオトレンギさんの別の料理本「Plenty」のものを参考にしました。

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【プロジェクト・エルサレム】24品目:焼き茄子、ローストたまねぎとレモンのせ

料理本「エルサレム」のレシピを全部作ったれやプロジェクト、まだまだ粛々と続いております。

初めての方は、こちら♥

www.maricafejp.com

今回も、料理名は材料の羅列となっております。そのまんま、ナスをオーブンでローストしたものに、揚げた玉ねぎをスパイスと共に炒めたもの、そして細かく切ったレモンをかけていただきます。そしてお約束のフェタチーズも。

レシピの数をこなしているうちに、なんとなく中東料理の定番調味料や食材がわかってきた感じがする。

ちょっと写真がぼんやりしてしまったのを、無理やり加工してごまかしております!

インド料理でも中東料理でも、玉ねぎを茶色くローストするレシピがよく出てきますが、じっくり上手になかなか飴色の玉ねぎができない・・。元来イラチなもので、じっくり時間をかけて何かすることが苦手でございまして、これって火力をあげればいいんじゃね?といってがーっと玉ねぎを焦がしたり・・・ということが、よくございます。そして写真の通り、焦げました。その上ブレましたw

こうやってナスに切れ目を入れたり、ちょっとした仕事をするのは好きなんですが・・・むぅぅ。

他のレシピに比べると地味でそんなにエキサイティングな料理でもありませんでしたが、夏はBBQの季節、茄子をグリルに放り込んで、こういう付け合せと一緒に頂くのもいいかもしれません。

ただいま絶賛猛暑中のベイエリア!!36~37度以上あったかも。
週末は2日連続ずっと水の中でやり過ごしました。湖の水は超冷たくて、まるでサウナと水風呂を行ったり来たりしているような感じに!
でもこれくらい暑いほうが、身体が芯からホカホカになって汗も出て気持ち良かったです。

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納豆増殖プロジェクト

・・・元気ですかっ!

 

・・・納豆、好きですかっ!

 

・・・納豆さえあれば、ご飯が食えるっ!

<知らないのか 納豆に ねぎを刻むと美味いんだ(元ネタをご存知の方はご一報下さい)>

 

いわゆる「国際結婚」のご家庭では、結婚相手は日本にも住んだことがあるし日本語ペラペラ、なのに納豆だけはダメ!という話を良く聞きます。

実際、Facebookに載せた写真に納豆が写り込んでいるだけで、お友達の旦那さんから納豆への憎しみコメントを頂いたりすることもあったりして・・・(笑)納豆へのヘイトが止まらない!!ヘイト、ダメ!絶対!

 

一方我が家は娘は納豆を離乳食に育ち、ほっておくと2〜3パックぐらい食べてしまう。

もっと臭いものを食べて育った中華系の旦那も、疑問も持たずに普通に納豆を食べますが、「日本食は日本人にとって貴重なもの、その価値がわからない者は遠慮すべし」という意識があるらしく(私が植え付けたのか?)、子供と私に納豆を譲ってくれることもしばしばです。

(よく日本から宅急便で食糧が送られてきたりすると、そのありがたみがわからない旦那にはもったいなくて食べさせない、っていうのも国際結婚あるあるかもしれませんww)。

とはいっても、ここらへんでは納豆、日系スーパーで3パック1ドルちょっとで手に入るので、それほど貴重品でも無いんですけれど・・でもやっぱり切らすと気軽に近所のスーパーへ、というわけにもいきません。

 

そんな時、お友達が自家製納豆を作り始めまして、作り方をちょっと伝授してもらいました。

 

色んな方法があるみたいですが、一番簡単なのは、茹でた大豆に市販の納豆を混ぜて、増殖させる作戦。ヨーグルト増やすのと似てるな。

 

ちょっと豆の煮方が甘くて固めになってしまったけれど、こうやって市販のものを混ぜて、放置。納豆増えーろ増えーろ! 

f:id:Marichan:20170604030321j:image

翌日にはもうこんな感じに!

 かなりな量出来てしまいました。

少しの資本で納豆が泉のように湧く仕組みが出来上がっちゃったじゃないですか・・・!まるで納豆錬金術・・・・!!!

 

これでもう、毎日炊きたてご飯に納豆を頂く成金のような生活ができる・・・・・・!!ムワハハハハハ・・・・・!!!

 

・・・しかし、海外在住者が日本食を貴重でありがたく思うのは、やはり入手困難なレアアイテムだから、という面がやっぱり大きい。

 

これだけ大量に家庭内に納豆が存在すると、心の中の需要と納豆の供給バランスはあっという間に崩壊。ある意味作っただけで満足してしまい、翌日には納豆への興味が急激に薄れ、その日のディナーはイタリアンに。

 

こうして我が家は納豆過剰在庫を抱えることとなってしまいました。

 

思えば我が家、1度食べたらもう2度目は飽きて食べなくなるので、作りおきとか絶対できないんだった。

食べ残しを翌日に・・というのも苦手なので、面倒でもその日食べきる分量しか食事も作らなかったり。冷凍なんぞしたら、二度と日の目を見なくなる。

 

というわけで、関西の人にはあんな腐れ豆、人間の食べるもんと違う!と言われる納豆が、本当に腐った匂いを放つところを初めて体験してしまいました。美味しそうな臭いにおいと、絶対もうあかん匂いって、もう一瞬で違いがわかるもんですね・・(苦笑)。

納豆のご利用は計画的に。

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ケールのピューレパスタ・フードプロセッサーのリコール

夏休みが始まってバッタバタしております、せっかくの休みなので「子供と向き合う」的なことをしていたらまじで疲れる!!更新はちょっと滞っておりますが、2017年夏、ネタは色々仕込み中でございます。

日頃パパから「これが食べたい」というリクエストはあまり無いのですが、珍しく頼まれてケールのピューレを和えたパスタを作りました。

フードプロセッサーに入っているのは、大量のにんにくにケール、オリーブオイルと塩のみ。4種類の材料だけで作るソースは、まあ言うたら松の実とチーズ抜きのペスト、ケール版といったところです。

パパはこのレシピ記事を見つけて食べたくなったらしい。この通りに作って!と送ってきましたw

www.ediblemanhattan.com

ニューヨークにあるSpotted Pigというガストロパブのシェフとして有名な(有名らしい、知らんかった!)イギリス人シェフ、April Bloomfieldさんの料理本からのレシピ。

彼女が料理の世界に入るきっかけとなったのが、ロンドンの中心からはちょいとはずれたところにある、River Cafeというレストランのシェフが、このケールのピューレの作り方をお料理番組で紹介しているのを見たからなんだそう。

見ての通りこれだけシンプルな材料の組み合わせで作る料理、こういう料理を作ってみたい、と実際にRiver Cafeに連絡して、職を得たっていうんだからすごい。

色んなレシピを見ては作り散らしている身としては、こういう路線でいきたいな!という方向性にはまだ出会えていない気がするので(といいつつ、地中海系まっしぐらではありますが・・って家で家族のためだけに料理してるだけですが・・)、こういうひらめき、羨ましい。

でもテレビ見てこれだ!って思って自分の職業が決まるなんて、いつどこに何かきっかけが転がっているかなんてわからないもんですね。でもまあそういうもんですよね。

作り方は至って簡単。にんにく、ケール、塩、オリーブオイルをフードプロセッサーでがーっとするだけですが、ニンニクとケールはどちらも最初に茹でて火を通しておくのが、ペストとちょっと違うところ。

作り方(ピューレカップ1杯分)

  1. ケール500グラム、ニンニク4かけを塩を淹れて沸騰させた鍋でざっと茹でる。水気をしっかり切る。
  2. 茹でないで置いたニンニク1かけと塩小さじ1、オリーブオイル半カップも一緒にフードプロセッサーにいれてがーっとやる

以上!

オリジナルのレシピではケールは正味230グラムぐらいなんですが、うちでは目分量でざっと500グラムぐらい投入しましたがそれくらいがちょうどよかった。

味は至ってシンプル、ニンニクが効いているので、チーズや松の実が入って無くてもまあペストっぽいよね、という感じの味です。特に特別ではないですが、良い材料を使って(特にオリーブオイル)こういうの食べてたらまあ間違いないでしょう、というシンプルさ。

最近ちょっと野菜を食べなくなった娘が、緑のは嫌だ!と言うので仕方なくトマトソースのパスタも作って2色盛りにしました。後でケールのパスタをトマトソースにもぶち込んで、こっそりケールも食べていただきましたw

今回は有名シェフの記事にほだされて作りましたが、よく考えたら我が家では以前からほうれん草やらケールやら、緑の葉野菜をなんでもゴリゴリやってペストっぽいものを作ってましたw普段はこんなんで良いよね〜。

さて我が家では長年Cuisinartのフードプロセッサーを愛用しているんですが、去年の12月に一部のモデルで刃に欠陥があるとしてリコールがありました。なんでも800万台リコールだったそうで、我が家の古いモデルもリコール対象。ウェブサイトから登録しておくと替えの刃を送ってくれるとのことだったのですが、あまりに数が多すぎたらしく生産が間に合わず、ようやく5月頃になって新しい刃が届きました。

[asin:B007WOMEKG:detail]

2月頃に発送が遅れる連絡が来て、「待っている間こちらの無料レシピでお楽しみ下さい」ってPDFで何かレシピ集みたいなのが送られてきたんですが・・リコール対象の刃使って料理すんのかーい!ww

新しい刃はなかなか切れ味も良く、我が家はこれからもこいつでどんどんフードをプロセスするぞ!

リコールについての情報はこちら。日本にこれが出回ってるかは知らないのですが・・アメリカ在住の方対象かも。

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