・・・元気ですかっ!
・・・納豆、好きですかっ!
・・・納豆さえあれば、ご飯が食えるっ!
<知らないのか 納豆に ねぎを刻むと美味いんだ(元ネタをご存知の方はご一報下さい)>
いわゆる「国際結婚」のご家庭では、結婚相手は日本にも住んだことがあるし日本語ペラペラ、なのに納豆だけはダメ!という話を良く聞きます。
実際、Facebookに載せた写真に納豆が写り込んでいるだけで、お友達の旦那さんから納豆への憎しみコメントを頂いたりすることもあったりして・・・(笑)納豆へのヘイトが止まらない!!ヘイト、ダメ!絶対!
一方我が家は娘は納豆を離乳食に育ち、ほっておくと2〜3パックぐらい食べてしまう。
もっと臭いものを食べて育った中華系の旦那も、疑問も持たずに普通に納豆を食べますが、「日本食は日本人にとって貴重なもの、その価値がわからない者は遠慮すべし」という意識があるらしく(私が植え付けたのか?)、子供と私に納豆を譲ってくれることもしばしばです。
(よく日本から宅急便で食糧が送られてきたりすると、そのありがたみがわからない旦那にはもったいなくて食べさせない、っていうのも国際結婚あるあるかもしれませんww)。
とはいっても、ここらへんでは納豆、日系スーパーで3パック1ドルちょっとで手に入るので、それほど貴重品でも無いんですけれど・・でもやっぱり切らすと気軽に近所のスーパーへ、というわけにもいきません。
そんな時、お友達が自家製納豆を作り始めまして、作り方をちょっと伝授してもらいました。
色んな方法があるみたいですが、一番簡単なのは、茹でた大豆に市販の納豆を混ぜて、増殖させる作戦。ヨーグルト増やすのと似てるな。
ちょっと豆の煮方が甘くて固めになってしまったけれど、こうやって市販のものを混ぜて、放置。納豆増えーろ増えーろ!
翌日にはもうこんな感じに!
かなりな量出来てしまいました。
少しの資本で納豆が泉のように湧く仕組みが出来上がっちゃったじゃないですか・・・!まるで納豆錬金術・・・・!!!
これでもう、毎日炊きたてご飯に納豆を頂く成金のような生活ができる・・・・・・!!ムワハハハハハ・・・・・!!!
・・・しかし、海外在住者が日本食を貴重でありがたく思うのは、やはり入手困難なレアアイテムだから、という面がやっぱり大きい。
これだけ大量に家庭内に納豆が存在すると、心の中の需要と納豆の供給バランスはあっという間に崩壊。ある意味作っただけで満足してしまい、翌日には納豆への興味が急激に薄れ、その日のディナーはイタリアンに。
こうして我が家は納豆過剰在庫を抱えることとなってしまいました。
思えば我が家、1度食べたらもう2度目は飽きて食べなくなるので、作りおきとか絶対できないんだった。
食べ残しを翌日に・・というのも苦手なので、面倒でもその日食べきる分量しか食事も作らなかったり。冷凍なんぞしたら、二度と日の目を見なくなる。
というわけで、関西の人にはあんな腐れ豆、人間の食べるもんと違う!と言われる納豆が、本当に腐った匂いを放つところを初めて体験してしまいました。美味しそうな臭いにおいと、絶対もうあかん匂いって、もう一瞬で違いがわかるもんですね・・(苦笑)。
納豆のご利用は計画的に。
