マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

【プロジェクト・エルサレム】28品目:焼き茄子とニンニク、レモン、柘榴和え

ロンドンのデリカフェ、オトレンギを展開するヨータム・オトレンギさん、サミ・タミーミさん。エルサレム出身のユダヤ人、パレスチナ人シェフの二人による料理本「エルサレム」を全部作ろうプロジェクト、28品目はこれ!

嫁にも食わせ秋茄子!

そして今ちょうどお店にも出回ってきたざくろも登場するお料理。

子供の頃はそのエグい味とグニグニした食感が大嫌いだった茄子。しかし大人になってからは大好きな野菜の一つになりました。アメリカの茄子はデカイ、いわゆる米茄子というやつです。

この米茄子を、オーブンで黒こげ全焼になるくらいしつこく焼き、皮を剥く。

焼いてとろっとろになった茄子、日本だったら鰹節とだし醤油をさっとかけても乙なものですが、ここではオリーブオイルにレモン、にんにくパセリ、そしてざくろの実もあえてさっぱりといただきます。

ローストした茄子をガーッとバーミキサーで攪拌して、オリーブオイル、レモン、塩で味を整えて、簡単ババ・ガヌーシュ(茄子のディップ)を作ることもありますが、これはそのオシャレ版と言ったところ。

茄子をオーブンで焼く前には、フォークで穴をぶすぶす刺しておくことをオススメします。それを怠って、オーブンの中で茄子が「ボムッ!」と爆発したこと数回。かなりの衝撃です。



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おかずになるヨーグルト、タジキのレシピ


アテネのお料理教室でも作ったヨーグルトディップ、タジキのレシピがLimiaに掲載されました〜。

火を使わないから夏に載せれば良かった・・

でもお肉料理の付け合わせや、前菜にもぴったりです。

limia.jp


考えたらこれにスパイスをちょっとかけたら、インドのライタになりそう。もしかして、ここら辺もつながっているのかな・・



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アメリカの子供がもらうハロウィンのお菓子一挙公開。

日本でも渋谷がフィーバーするらしいハロウィン。こちらもがっつり家族で楽しみます。

今年の我が家のテーマはスターウォーズ。左のピンクパンサーは旦那が職場で彫ってきたものですが(笑)、ストームトゥルーパー、反乱軍のマーク、BB8でございます。

スターウォーズにどハマりしている娘、今年はレイになりました。衣装はテーブルクロスをリメイク。武器はプラスチックのパイプにパーツをつけて、スプレーペイントで黒くしました。全部手作り、安くついたぞ!

今年のハロウィンは平日だったので「それほど」激しいトリックオアトリートにはなりませんでしたが、それでも150個用意したキャンディが1時間でなくなりました。子供達も同じぐらいの量のキャンディをもらってきました。

それを床にぶちまけ、見せ合い、分類し、交換します。

ではアメリカの子供達は一体どんなお菓子をもらってくるのか、お見せいたします!

飴ちゃん系

一番いらんやつや!砂糖のカタマリ、中にはガムが入っているものもあります。ブルーベリー味は真っ青〜。ガムも少しありました。絶対子供は口にしませんが(甘いものそれほど好きじゃない)何か化学実験に使えるかも・・・。

日本でもおなじみ系

ソフトキャンディーに砂糖のコーティングがしてある、スキットルズ。学生時代、駅のキオスクで買って食べてました。オレンジのパッケージのは、ハロウィン限定?大鍋スキットルズと称して、フレーバーの名前をオカルト風にしてあります。久しぶりに一粒食べてみたら、甘さに頭がキーン!

日本人には気持ち悪い系

よくアメリカの学生だった頃は、日本へのお土産に買っていたTwizzlers。リコリス(甘草)味の硬いグミのようなキャンディーですが、味はひたすらオエー。なんというか、ゴムのような、なんとも言えない味でございます。リコリス自体は喉に爽やかハーブキャンディなどで使うハーブ。言うたら漢方っぽい風味でもあるのかな。もう何年も口にしてませんが、スキットルズ一粒ですでに皮膚がムズムズしてきたので、試食は断念。

グミキャンディ

メーカーによって甘さも色々、でもまぁ、フルーツなんてこれっぽっちも入ってなさそうな感じです。Mott'sはりんごジュースやアップルソースなどを作っているメーカー。Hariboはドイツのメーカー。日本でもソニプラでよく買ったな。Swedish Fishは文字どおりスウェーデンから1950年代頃に入ってきたそうです。

歯につく系と歯が割れる系

アメリカでもハイチュウはずいぶん市場に浸透した感じです。アジア系のお宅に行ったわけでもないのに普通にありました。この他にもハイチュウに似た食感のソフトキャンディは色々。Starburstがハイチュウに一番似てる感じです。そしてキャラメルとチョコが混ざったようなTootsie Rollは1900年代からあるアメリカのお菓子。どれも歯に付く。詰め物取れる系です。

一方左下のGobstopperは何層にも砂糖がコーティングされたハードキャンディ。これはもともとイギリスから来たものらしい。Jawbreakerとも言われますが顎が割れる!って感じに硬い。Gobstopperのgobはイギリスやアイルランドの古いスラングで口、を意味するそう。いずれにしても、歯に注意なお菓子です。

酸っぱい系

甘いだけじゃなくて、ちょっとすっぱめのお菓子もあります。酸っぱい謎の粉がかかっているグミ、そしてSweetTartsと言う名前のお菓子は、ソフトキャンディやラムネなどいろんな形態で。私が唯一なんとなく食べてしまうのは、このラムネっぽいやつ。ソフトキャンディのは袋から出して端っこをかじってみましたがプラスチック風味でウエェ〜、アウト!

子供が他の子と交換してもらっていたのが、このNerds. ちょっと甘酸っぱい、小さい砂糖の粒みたいなのをガリガリ食べる感じです。BottleCapsというのもラムネ風のもの。

唯一の塩系

ハロウィンに配る用に、この時期お菓子の小袋が売り出されるのですが、そういえばあまりポテチとか、塩系のものは見かけませんねぇ。これは唯一の塩系だった、プレッツェル。

チョコ系

こちらもおなじみ、M&M。ミルクチョコ、ピーナツ入り、キャラメル入りの3種類。ミニサイズじゃなくて、フルサイズくれた太っ腹な家もあったよ!

それぞれ1個づつですが、とってもクラシックな、コインチョコ、そしてハーシーのキスチョコをくれたお宅も。

チョコキャンディバー色々

やはり真打ちというかトリは、いろんなチョコレートキャンディーバー。日本でもおなじみのキットカット、スニッカーズ、クランチバーの他にも、ピーナツバターが入ったもの、ビスケット入りなど色々。子供の頃「お腹が空いたらスニッカーズ」ってコマーシャルがあり、なぜご飯ではなくこれを食べるのか謎でしたが、やっぱり食べたら血糖値ばかりグイーンと上がりそうだ・・・(笑)

どれも似たような感じで少しずつ違う。ちょっと切ってみました。ビスケット入り、キャラメルとピーナッツ、チョコレートのヌガー入り、ライスポップ入り、ピーナツバター入りなどなど。個人的には薄めで、ライスポップが入っているクランチバーとキットカット以外はあんまり食べたくないですが、強いて言えば3 Musketeersがお気に入り。ちょっとふわっとしたチョコレートのヌガーが入っています。どうも歯につくお菓子よりサクサク系のものが自分的には好み。

こういったお菓子を100個以上もらってきた子供。あまり甘いものが好きでなく、去年までは、トリックオアトリートして家に帰ってきた瞬間にお菓子のことを忘れ去った位でした。

今年はちょっとチョコレートを食べ始め(それもダークチョコw)、M&Mはちょびちょびつまんでいます。

でも甘いもの好きなご家庭は色々バトルが大変そう。どっかに隠しておいたら非常食にはなるだろうか。

集めたお菓子は、歯医者さんに持っていくとお金に換えてくれて、集まったお菓子は海外に駐留しているアメリカ軍兵士に送られたりもしています。

まあ年に1回のことだからあんまりヤイヤイいうのもつまんないですけど、それにしてもフラクトース祭りだなぁ。もう少し甘さ控えめ体に良さそうなお菓子を、とも思うけど、大概そういうのは高い、それを大量に押し寄せる子供に何百個も用意するのは大変だし、知らない人からもらうお菓子なので、逆に手作りはNG.

おうちによっては、お菓子ではなくて折ったら光る蛍光棒とかのおもちゃをくれたところもあり。来年は我が家もそういうのにしようかなぁ。



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カレーパーティー&贋作ドライカレー

人の家のカレーって美味しくないですか?

たとえ同じカレールーを使ったとしても、家庭によって全然違うカレー。

人んちのカレーを一同に会して食べてみたい!つまりはカレー持ち寄りパーティーがしたい!というここ数年の私の願いを友人が叶えてくれました。

友人宅に数家族が集合して、それぞれのカレーを持参。

マスタードシードと豆の本格インドカレー、バターチキン風俺のカレー、ビーフたっぷりのカレー、りんごをたっぷりすりおろして甘みが凝縮したカレー。

そして我が家のパパ作、カレー粉やココナッツミルクでマリネしたポークリブ。

我が家には、「我が家のカレー」と呼べる固定したレシピが無くて、今回はずっと昔に買ったDancyuのカレー特集で見て、ずっと作ってみたいと思っていた、こちらを作ってみました。

世田谷にあった「贋作インドカリー マシバシイネツルカモ」というお店のドライカレー(これは家での試食の写真)

飴色に炒めた玉ねぎ、カレー粉、トマトの水煮そして合挽き肉。いたってシンプルな材料を、とにかく時間をかけて乾煎りしていくレシピ。

レシピに乗っている写真ではお肉が黒に近い、とても濃い焦げ茶色に仕上がっているのですが、このレベルまで水分を飛ばすのはかなりの根気がいります。

煮込んで1時間。

3時間後はフライパンで乾煎りしてみました。

お店では、お肉の上に、千切りキャベツのサラダが乗せられていましたが、子供はそれだとキャベツを絶対よけて食べそうだったので、下に敷いてみるバージョンも。

本当は温泉卵を上から乗せてみようと思ったのですが、お湯に12分卵をつけるだけ、というクックパッドのレシピを試してみたところ、なぜか全て見事に固茹でになって失敗・・。

ポロッポロに水分が飛び、でもカラカラではなくて旨味が凝縮された不思議なカレー。食べても食べてもクセになる。子供達からは「これはどの国の食べ物なの?」との質問も。世田谷って国だよ!

みんなであれだけカレーを食べたのに、今週はそれでもまだまだもっとカレーを食べたくて仕方ない。どのカレーも違うから、全然飽きない。いや、やっぱりインドで毎日カレーとかだと、飽きるんだろうか。

カレーって不思議な食べ物だ。

マシバシイネツルカモ、はぜひ里帰りの時に行ってみたいなとずっと思っていたのだけれど、もうお店はないみたい(涙)でもインスタにあげた写真に、店主のお姉さんからコメントをいただきました。嬉

そしてお店のブログも、はてなダイアリーに発見。チャイの販売などはされているそう。

http://d.hatena.ne.jp/isoya0328/

「我が家のカレー」はありませんが、実はドライカレー、好きなのかもしれない。
www.maricafejp.com



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