マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

秋ナスはうまい!ギリシャ風ナスとひき肉の重ね焼き

嫁にも食わせ、秋ナスシリーズ!と言っている間にもう12月。秋じゃなくて冬ナスの季節になってしまいました。

ギリシャで食べた美味しいものを勝手にこっそり色々と紹介しようとしているリミアのレシピシリーズも、そろそろギリシャ篇は終わりに近づいてきました。

今回書いたのは、ナス、ひき肉、ベシャメルソースなどを重ねて焼いた「ムサカ」というお料理。

limia.jp

かなりお腹にたまるので、晩御飯はこれ一品で十分。

本気で晩御飯を作っている間に写真を撮りつつ、それを記事にしたらだいぶ写真が暗い感じになってしまいました。しかも家で作った分はちょっと焦げてるし・・(苦笑)。以前は晩御飯の用意をしていても外は明るくて良かったんですが、もう5時半にもなると真っ暗。年の瀬感がずいぶん出てきました。

よく食う客です

秋になると隣の客なみに柿を良く食う我が家。

カリフォルニアでは富有柿も蜂屋柿もどちらも手に入るのが嬉しいです。蜂屋柿はそのまま食べると渋い。一度知らずに買って歯がキシキシしてびっくり。

やっぱり好きなのは平べったい富有柿で、固めのやつが好き。

結構庭に柿の木があるお宅も多い。いいな〜。昔の漫画みたいに棒でつっついて雷親父に怒鳴られるようなことはいい歳してできませんや・・。

でも嬉しいことにお友達から親戚の家の木でなった柿を30個ぐらいいただいた!

柿はこちらでもサラダに入れたりプディングやタルトに入れてみたりと色々料理法もあって、いつもどれか試してみたいなと思いつつ、ついついそのまま食べてしまう。

これだけ大量にあるし、今回こそは・・・!

と思ったものの、結局27個はそのままあっという間に食べてしまいました。

3つだけ、熟れ熟れでやわらか〜くなったものを、家に1本残っていた棒寒天を使って、「柿羊羹」風に。

とかした寒天液に砂糖をちょいと加え、熟した柿を包丁で叩いて混ぜただけの簡単デザート。

子供にはちょっと甘さが足りなかったみたい。でも熟れた柿がちょっと干し柿風の風味を醸していました。

メレンゲでふわふわ巣ごもり卵の朝ごはん

わちゃわちゃしている朝にもかかわらず、インスタ映え風トーストを作ってしまったのでお知らせいたします。

作り方はとても簡単、卵の白身と黄身を分け、白身をメレンゲ状に泡立てます。

泡立った黄身をパンに載せ真ん中をくぼませて、分けておいた黄身を載せ、トースターかオーブンでちょっと焦げ目がつくぐらい焼きます。

食べる時に塩をぱらっと。お好みで刻んだパセリをかけても。

複数作る時は、黄身をそれぞれ入れる小皿や小さなボウルを卵の数だけ用意したほうが吉。

インスタ蠅がプンプン飛びそうなこのレシピ、私が小学校の頃、実家にあったリンナイのコンベクションオーブンについてきたレシピ本に載っていたとっても古いものです。

今はどうかわかりませんが、当時のオーブンは、普段使わない時はキッチンの隅に置かれていて、使う時にガス栓にホースでつなげていました。

そして種火をつけるのは私の仕事。

一度でつかないので、「チッチッチッチッチッ・・・ボッ!!」となるまでなんどもレバーを押すのが指が痛くなって嫌でした。

と言うか、あのオーブンを使った料理が出てきた記憶が、あーんまり無い気もするんですが・・・(苦笑)今では日本でももうちょっとオーブンも使いやすくなっているでしょうか。

【プロジェクト・エルサレム】【我が家の定番】29品目:根菜コールスロー

一体全部で何品あるのかわからないけれど(あえて数えてない)、じわじわ進んでいるプロジェクト・エルサレム。

ロンドンのレストランNOPI、デリカフェ・オトレンギを共同で展開しているオトレンギさんとタミーミさん。エルサレム出身のユダヤ人、パレスチナ人シェフ2人によるレシピ本「エルサレム」を全部作ろうとする試みです。

www.maricafejp.com


さて今回のレシピは、この本の中で一番「我が家の定番」になりつつあるもの。もう何度も作っています。

千切りフェチにはたまらない、根菜のコールスロー。

材料は人参、ビーツ、そしてコールラビとセロリルートというあまり聞きなれないかもしれない野菜です。

これは種ですが、コールラビ、キャベツ系の野菜のようです。ぷっくりなった芯の部分を食べます。

一方セロリルートはセルリアックと呼ばれるのが日本では一般的のよう?根っこの部分を食べます。実際セロリのような、香り野菜的な良い香りがいたします。

カリフォルニアではスーパーでどちらも手に入ります。

これらの根菜を、煮たり焼いたりせずに全部生で切り刻み、ドレッシングと和えるだけ。特にビーツは、もともと土っぽい味がイヤ、と好き嫌いが別れる野菜ですが、生で食べてもそんなに土っぽく感じず、パリパリな食感が逆に良い感じでした。

最近はビーツや人参にも色々な色のものがあるので、なかなかカラフルなサラダになるのも嬉しい。材料が全部揃わなくても問題なし。なんだったら大根とかも入れても面白いかもなぁ。

レシピではこの上に「ラブネ」と呼ばれる水切りしたヨーグルトをちょっと載せることになっていますが、なくても十分。載せると逆に重くなりそうで、我が家ではいつもヨーグルトは抜きで作っています。



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