一体全部で何品あるのかわからないけれど(あえて数えてない)、じわじわ進んでいるプロジェクト・エルサレム。
ロンドンのレストランNOPI、デリカフェ・オトレンギを共同で展開しているオトレンギさんとタミーミさん。エルサレム出身のユダヤ人、パレスチナ人シェフ2人によるレシピ本「エルサレム」を全部作ろうとする試みです。
さて今回のレシピは、この本の中で一番「我が家の定番」になりつつあるもの。もう何度も作っています。
千切りフェチにはたまらない、根菜のコールスロー。
材料は人参、ビーツ、そしてコールラビとセロリルートというあまり聞きなれないかもしれない野菜です。
これは種ですが、コールラビ、キャベツ系の野菜のようです。ぷっくりなった芯の部分を食べます。
一方セロリルートはセルリアックと呼ばれるのが日本では一般的のよう?根っこの部分を食べます。実際セロリのような、香り野菜的な良い香りがいたします。
カリフォルニアではスーパーでどちらも手に入ります。
これらの根菜を、煮たり焼いたりせずに全部生で切り刻み、ドレッシングと和えるだけ。特にビーツは、もともと土っぽい味がイヤ、と好き嫌いが別れる野菜ですが、生で食べてもそんなに土っぽく感じず、パリパリな食感が逆に良い感じでした。
最近はビーツや人参にも色々な色のものがあるので、なかなかカラフルなサラダになるのも嬉しい。材料が全部揃わなくても問題なし。なんだったら大根とかも入れても面白いかもなぁ。
レシピではこの上に「ラブネ」と呼ばれる水切りしたヨーグルトをちょっと載せることになっていますが、なくても十分。載せると逆に重くなりそうで、我が家ではいつもヨーグルトは抜きで作っています。