料理することも、食べることも、食べ物のことを色々考えるのも大好きなのですが、実はここ数年、消化器系の体調不良に悩まされておりました。
朝起き抜けから、胃が重い。
胃が「痛い」というよりは、胃がいつももわぁーーっとしていて、重苦しい。存在感をいつもアピールしてくる。
朝起きて「縦になる」とふと治ったりすることもあり。
胃酸かな?と思って胃薬を飲んだりしてみても、症状は悪化はせずとも緩和もされず。
ロンドンなど旅先でも起こるので、やっぱり外食のしすぎなんだろうか、でも言うほど量は食べてないし、お酒もほとんど飲まないのに、おかしい・・。
午後になると、何となく胃腸全体にも悪いガスが充満しているようなもわーっとした感じもする。
そしてなぜかそんな状態で夜に車を運転すると、運転中急に気持ち悪くなって、オエッとえずいたり、冷や汗が出たり・・・。
ご飯を食べてしばらくした後で、何となくグラグラめまいがして軽くパニックになることも、しょっちゅうではないけれど、ありました(特に夜)。
お腹も異様にゆるい時もあり、胃だけじゃなくてなんだか全部がおかしい感じ!
自律神経か何かおかしくなったのか?
いつも食べ物のことばっかり考えているけれど、それが原因で病気になったりしたら笑えない・・・。
胃カメラまで飲んだんですが、ピロリも無し、胃の粘膜はツルッツル。
小麦などの食べ物のアレルギーも特に無し。ま、まさかの原因不明・・・!
と悶々と悩んでいた問題の原因が、先日あっさり解明しました。
それは・・・
乳糖不耐症。
牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロするっていうアレです。
実はちょっと前に、面白半分で遺伝子テストを受けました。
先祖のこととか、色々面白い結果がわかったのですが(その話はこちらの日記ブログにw)
そこでも『乳糖不耐症「ぎみ」』という判定は出てました・・。
でもアジア人のほとんどが、軽い乳糖不耐症と聞いたことがあるので、あまりちゃんと受け止めていなかった。
またこの症状、牛乳をグラスでがーっと飲むと、すぐさま分かりやすくお腹が「ゴロゴロ」言って下るものだと勝手に思っていたので、胃の不快感や吐き気が乳製品のせいとピンと来ていませんでした。
それがスタバでふと豆乳ラテを頼んでみたら、
いつもラテを飲んだあとに来る満腹感(だと思っていたお腹の膨張感)が無いじゃあーりませんか!
こ、これはもしかして・・・!
と、家で使う乳製品を、ラクトース・フリー(乳糖のないやつ)に変えてみました。
View this post on Instagram
牛乳やヨーグルト、アイスクリームなど、乳糖不耐症の人向けの商品が色々、スーパーで普通に売っています。
あとは豆乳、アーモンドミルク、ライスミルク、ココナッツミルク、ヘンプミルクなどなど、牛乳に変わるオプションも色々。
それ以来、踊りだしたくなるくらい、お腹の軽やかなこと!!!
というか、乳製品を取らなかった翌日から速攻、長年の胃の重さから開放されました。
しっかり空腹で目が覚める!
夜に運転しても気持ち悪くない!
普段から牛乳はコーヒーにちょっと入れたりする位だったし、この症状を、乳製品のせいだとずっと気づけなかった・・・。
医者にも行ったのに、結局気づくのに3年もかかったYo!
なにこれ、私がアホなだけ?
思えば牛乳はそれほど飲まずとも、チーズは好き。
それにお腹がユルクて調子が悪い時、やっぱり乳酸菌を取らねば、と朝ヨーグルトだけ食べたりしていたのですが、
それって乳製品でお腹がおかしいのに、さらに状況を悪化させていただけなのかもしれません。はー!
イギリス滞在中、胃がずっとずどーんとしていたのも
「イギリスの乳製品うまい」
という当時の自分が書いた記録を読んで納得しました・・・(苦笑)。
ラクトースフリーにしただけで、こんなにQOLが上がるなんて・・・!
今までの人生、何だったんだ!!
でも乳製品があかん言うことは、今後大好きなチーズやアイスクリームは食べられないの??!!!という新たな悩みが生まれてしまいました。
ただし乳製品もモノによってはラクトース(乳糖)がそれほど含まれていないものもあるようなので、人体実験しつつ見極めて行こうと思います。
乳糖不耐症、若い時は気にならなかった人も「加齢」とともに弱くなっていくようです。ああ加齢・・・
どうも最近お腹の調子が・・・というアラフォーの皆さん。もしかしてそれはもしかするかもしれません。
というわけで、「ラクトースフリー」なお料理レシピもこれから色々検討していこうかと思うております。
ってまあ、きっと豆乳とかで代用する程度なのかもですが。
注:Noteで書いている食べ物執着エッセイで以前書いた記事に加筆修正し、大事なことなのでこちらにも載せました!