アメリカに留学生として来た最初は、大学の寮に住んでいました。
つまりは、大学の学食のご飯を食べていたわけですが、そこで驚いたこと・・・は、サラダバーに並んでいる野菜。
人参、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草。
ラインナップは普通なんですが、何に驚いたかって、
全部、生
ということでした。
それまでは日本で食べるサラダで生野菜といえば、レタス、トマト、キュウリ・・が大体メイン。他の野菜はどっちかというと温野菜として出てきていたような。
これにびっくりしたのは、台湾からの留学生も同じだったようで、生のほうれん草をお皿に取って、醤油をかけて電子レンジでチンして食べていました。賢いな!
そういえば同じ寮に住んでいたアメリカ人の中には、アイスクリームをチンして、ドロドロに溶けたのを食べるのが好きっていう人もいたな。ほんと、世の中には色んな食べ方をする人がいるもんだ!
話が飛びましたが、生野菜をバリバリたべるこの習慣。
ブロッコリーやカリフラワーを生でやっちゃうのも、最初はうへぇ、と思いましたが、慣れると何でも平気になるもので、良くBBQやパーティーに出てくるのを、ドレッシングつけてバリバリやるのが当たり前になりました。
子供のお弁当も、サンドイッチと生野菜入れておけばいいので楽楽。
アメリカ人、特に子供は野菜を食べないといいますが、まあそれでもこうやって、野菜をバリバリ食べる子はちゃんと食べますね。まあ、素材が良いものでないと、美味しくなくて野菜嫌いを助長しそうではありますが・・・。
日本人でも生で食べてあまり抵抗ない野菜のひとつといえば、やっぱり人参でしょうか。人参スティックとか。
我が家では、人参を何本もおろし器ですりおろして作る人参サラダが時々食卓に登ります。
こちら。
アメリカの人参は、日本の太いのに比べると随分ひょろっと長い(バックスバニーがかじってるやつ)。これを何本も食べたいだけ、おろし金でがしがしとおろします。
トッピングはくるみ。
そして緑のものは、ディルです。
最近日本ではパクチー流行りらしいですねぇ。
プロジェクト・エルサレムを始めたのも、我が家で結構地中海料理・中東料理の出番が多いのも、色んなハーブやスパイスの組み合わせが楽しいから、という理由があるのですが、パクチーの他にも、もっと日本の食卓に色んなフレッシュハーブが取り込まれるといいなと思っています。
その中でも結構好きなもののひとつが、ディル。
スモークサーモンとか、にしんのオイル漬けとか、北欧のお魚系の料理によく使われたりしますが、サラダに入れても芳しい。
この材料の組み合わせは、ウクライナ料理だそう。どこかで読んでから、我が家の定番になったサラダです。時々お昼にこれを食べたくなって、一人で山盛り食べることも。
味付けは、マヨネーズと黒胡椒。ちょっと味が足りないなとおもったら、お酢を足します。
そういえば義理姉がロシア料理の味の秘密は全部マヨネーズ!なんて言ってたけど、ま、まさかお隣ウクライナもか・・?!w
