足掛け数年かかってますが、料理本「エルサレム」をまるっと全部作ってみよう企画をやっています。第1弾で最初に作成したのは、これ。
ナーマさんのファトゥーシュサラダ
ナーマさんって誰やねん!と思ったら、この料理本の著者のひとり、サミ・タミーミさんのお母さんだとか。
ファトゥーシュって、何ぞね?
中東料理屋さんでは良く出てくるこのサラダ。
通常、このサラダの基本になるのは、
- さいの目に切ったトマト、キュウリや玉ねぎ
- 切り刻んだパセリやミント
- カリッとやいたピタパンをばりばり崩したもの
- レモン、オリーブオイル、スマックで作ったドレッシング
ファトゥーシュサラダって、ずっとトマトやキュウリのサラダなんだと思っていたんですが、どうやらファトゥーシュがファトゥーシュであるためには、「カリッと焼いたピタパン」が入っている必要があるようです。
残ったピタパンを処理するために考えられた料理なんでしょうね。まずはピタパンありき、ってことで。
カリッ、ではなくしっとり系
このナーマさんのレシピの大きな特徴は、ピタパンをカリッとさせず、バターミルクに浸してしっとりさせているところ。
味わいがクリーミーになります。
これを作った時はトマトが旬でなかったので、味の深みが微妙ではありましたが、これはこれでありかも。
レシピでは、ピタパンを浸すバターミルクをいちから手作りしているのがちょっと面倒。牛乳とヨーグルトを混ぜて3時間置いて発酵させろとあり、面倒すぎて普通のバターミルク使っちゃいました。
とはいえバターミルクも普段から常備しているものではないので、思い立ってぱっと作りたい時は、ヨーグルトで代用すれば十分かも。
評価
味:☆☆☆
作りやすさ:☆☆
リピ率:☆
バターミルクの調達や、ピタパンをしっとりさせるという追加工程が面倒で、結局は焼いてカリッと、普通バージョンばっかり作ってるかも・・。
- 作者: Yotam Ottolenghi,Sami Tamimi
- 出版社/メーカー: Ten Speed Press
- 発売日: 2012/10/16
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