マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

【プロジェクト・エルサレム】1品目:ナーマさんのファトゥーシュ!

足掛け数年かかってますが、料理本「エルサレム」をまるっと全部作ってみよう企画をやっています。第1弾で最初に作成したのは、これ。

ナーマさんのファトゥーシュサラダ

f:id:Marichan:20170216021246p:plain

 ナーマさんって誰やねん!と思ったら、この料理本の著者のひとり、サミ・タミーミさんのお母さんだとか。

ファトゥーシュって、何ぞね?

中東料理屋さんでは良く出てくるこのサラダ。

通常、このサラダの基本になるのは、

  • さいの目に切ったトマト、キュウリや玉ねぎ
  • 切り刻んだパセリやミント
  • カリッとやいたピタパンをばりばり崩したもの
  • レモン、オリーブオイル、スマックで作ったドレッシング

ファトゥーシュサラダって、ずっとトマトやキュウリのサラダなんだと思っていたんですが、どうやらファトゥーシュがファトゥーシュであるためには、「カリッと焼いたピタパン」が入っている必要があるようです。

 残ったピタパンを処理するために考えられた料理なんでしょうね。まずはピタパンありき、ってことで。

カリッ、ではなくしっとり系

このナーマさんのレシピの大きな特徴は、ピタパンをカリッとさせず、バターミルクに浸してしっとりさせているところ。

味わいがクリーミーになります。

これを作った時はトマトが旬でなかったので、味の深みが微妙ではありましたが、これはこれでありかも。

レシピでは、ピタパンを浸すバターミルクをいちから手作りしているのがちょっと面倒。牛乳とヨーグルトを混ぜて3時間置いて発酵させろとあり、面倒すぎて普通のバターミルク使っちゃいました。

とはいえバターミルクも普段から常備しているものではないので、思い立ってぱっと作りたい時は、ヨーグルトで代用すれば十分かも。

  評価

味:☆☆☆

作りやすさ:☆☆

リピ率:☆

バターミルクの調達や、ピタパンをしっとりさせるという追加工程が面倒で、結局は焼いてカリッと、普通バージョンばっかり作ってるかも・・。

 

Jerusalem: A Cookbook

Jerusalem: A Cookbook