ロマネスコの仏頭蒸し
最近日本でもぼちぼち見られるようになった、この不思議な形の野菜「ロマネスコ」
じっと見ていると目が回る、自然のフラクタル。カリフォルニアでも手に入ります。
頭に載せて螺髪〜!などとやらないように。
切って茹でてパスタに和えて食べたりもしますが、知り合いのイタリア人にどうやって食べるのが良いか聞いたら、
「まるごと蒸して、レモンとオリーブオイルをかけて食べるのが良い」
とのこと。
切らずにまるっと蒸して、平野レミ風にお皿の上にドン!
もこみち風にオリーブオイルをブシャー、レモンをギューっと絞って出せば、これでもう一品完成。
食べる時はナイフを入刀、切り分けます。仏頭を食べてる気分には・・ならないか。
茄子をローストしてどうかしたもの
アメリカのスーパーで売っている茄子は、基本米ナスのようにとっても大きい。
このでっかい茄子を輪切りにして、軽く塩コショウ、オリーブオイルをだーっとかけ、またバルサミコ酢もささっとかけて、オーブンのブロイル機能で柔らかくなるまで焼きます。
ブロイル機能はオーブンの上火で焼く機能。トースターで焼いても無問題。
何もない場合は、もうこのまんま食べてしまってもOKですが、ちょっと余裕がある時には、フェタチーズをぽろぽろっと上にかけ、ミントの葉もちょろちょろっと載せてオシャレ風に。
野菜にオリーブオイルとバルサミコ酢をかけて焼くと、ちょっとお酢がキャラメル化して甘みがでて良い感じになるので、トマトやネギ、ズッキーニなんかでもよくやります。
作り方
- 茄子を切る。薄すぎると焦げてペラペラになるので思い切りよく。
- オリーブオイル、バルサミコ酢をかける。だーっと勢い良く。
- 茄子を焼く。オーブントースターなどで焼き色がつき茄子がとろっとするまで。
- フェタチーズ、ミントの葉を散らす。これはお好みで。
ケールのオレッキエッテ
野菜にトレンドがあるのも面白い話ですけど、ここ何年もカリフォルニアでおされ+ヘルシー系のカフェやレストランで絶対出てくる野菜といえばケール、あとビーツ。
ケールっていったら「んっ!まずい!もう一杯!」の青汁、子供の時飲まされたな・・。あまりにまずくて、口の中に生ゴミの風味が広がったのを覚えてますが・・。
これはお店で買ったケールひと束を、オリーブオイルで炒めたものに、オレッキエッテという小さいまんまるパスタをあわせたもの。
オレッキエッテ、そのまんま「耳」って意味だとか。
オレッキエッテのレシピを見ていると、伝統的なイタリア料理では良くラピーニという、ブロッコリーニ的な野菜と合わせているものが多かったので、似たような濃い緑の野菜ということでケールと合わせて見ました。
オレッキエッテじゃなくても、ショートパスタだったらなんでもいいんじゃ。
作り方
- パスタを指定の時間茹でる
- ケールをざくっと切る
- ケールを油で炒める
- ケールと茹で上がったパスタを混ぜ合わせる
- 塩コショウする
これであっという間に3品出来上がり。ワインでも添えたら、適当料理には多分見えないことうけあいです。