83歳の義父は元シェフ。義理両親は自分の家族と、一緒にレストランをやっている親戚の家族ぐらいしかアジア人がいないような場所で、中華料理屋さんをずっとやっていました。まあ、白人の好みに合わせて出す中華料理は、どちらかというとアメリカン・チャイニーズ・フードではあるのですが、家族や自分達に作る食事はれっきとした広東料理。
食に対する興味というか執念というかは未だ尽きず、と言う感じで(広東料理に「しか」興味がないのがたまに傷ですがw)、今でも家族が集まると食事を作ってくれるのは義父。
そんな義父の冷蔵庫には手書きのレシピがたくさん貼ってあります。こんな束になっている!
レシピ、分量やなにやら色々試してみて、改訂している様子がわかるかと思います、下には赤でちゃんと作った後のメモもしてある。
80歳をすぎても、探求を続ける爺爺(ヤーヤー)。
子供達の中では私が一番と言うか唯一漢字が読めるので、こういうのもチョチョっと教えてもらうことができるのはラッキー。
さて、これは一体何のレシピでしょう。
「西米焗布甸」
布甸は、布丁と書くこともありますが、これで北京語だとブーディェン。
正解はこちら。
・・・タピオカ焼きプリンのレシピでした。
これ、アメリカでは見たことないんですが、香港で飲茶に行くと普通にあるものなんだそうです。1人用の小さめの容器に入っていることが多いみたいですが、ここではケーキ型でどーんと出てきました。
さて、レシピをもらったのは良いのですがまだ全部ちゃんと読んでいません。でも漢字なのでやっぱりみるとなんとなくわかるところが、素晴らしい。人造牛油っていうのはそうマーガリンですw
あえて日本語のレシピは載せ(られ)ませんがもしよかったら、頑張って解読して試してみてください!